ハンガリーにおけるルービックキューブ誕生40周年を記念した「ルービックキューブ・アーティストコラボ展」(25日～来年2月1日、ハンガリー文化センター)のオープニングパーティーが24日、都内で行われ、特別ゲストで世界的マジシャンのセロが即興マジックを披露した。

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　ルービックキューブはハンガリー出身のルービック・エルノー氏が開発した立体パズル。1980年に世界展開されてから、今も世代を問わず世界中で愛されている名作パズルだ。今回のコラボ展では、そんなルービックキューブから各界の著名な芸術家がインスピレーションを得て創作したコラボ作品の数々を展示している。

　特別ゲストとして登壇したセロはルービックキューブを使ってのパフォーマンスを披露した。出席者のパラノビチ・ノルバート駐日ハンガリー大使が、セロから「このルービックキューブの面をバラバラにしてください」と手渡されたキューブに触れると、突然キューブが分解。「ノルバートさん、そのバラバラじゃないですよ」と話し会場を沸かせた。

　その後、あらためてノルバート氏が色をバラしたキューブを手に取ると、セロがあらかじめバラしてあった別のキューブと見事にすべての面が一致。さらに軽く振るとすべての面がそろい、驚きの奇術に大きな拍手が起こった。出席されていた高円宮妃久子さまは「とても素晴らしいマジックでした」と称賛を送られた。