『Dr.STONE』キャラを勝手にAI改変…ピザーラが謝罪 運営元が明かした「設定上のミス」とは

宅配ピザ大手「ピザーラ」の公式広告で、コラボ中のテレビアニメ『Dr.STONE』のキャラクターを生成AIで加工したと思われる動画が配信され、物議を呼んでいる。ピザーラを運営する株式会社フォーシーズは6日、ピザーラ公式サイト上に謝罪文を掲載。AI技術を活用した広告の自動生成・配信機能により、非許諾の動画が配信されたことを認め、謝罪した。

生成AIの使用を認め謝罪したピザーラ【写真:ピザーラ公式サイト】
生成AIの使用を認め謝罪したピザーラ【写真:ピザーラ公式サイト】

コラボ中のアニメキャラをAI技術で自動生成、非許諾の動画が配信

 宅配ピザ大手「ピザーラ」の公式広告で、コラボ中のテレビアニメ『Dr.STONE』のキャラクターを生成AIで加工したと思われる動画が配信され、物議を呼んでいる。ピザーラを運営する株式会社フォーシーズは6日、ピザーラ公式サイト上に謝罪文を掲載。AI技術を活用した広告の自動生成・配信機能により、非許諾の動画が配信されたことを認め、謝罪した。

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 ピザーラと『Dr.STONE』のコラボレーション企画は10月1日に開始。11月1日までの期間中、専用ピザスリーブやワイヤーキーホルダー、アクリルコースターなどの描き下ろしビジュアルを使用したオリジナルグッズ付きの2種類のセットを数量限定で販売していた。

 そんななか、ピザーラの公式TikTokアカウントが掲載したコラボ広告が、「生成AIを使用しているのではないか」とネット上で話題に。キャラクターの胸についた名札が、別のキャラの名前と混同されていたり、特徴的な髪型や顔の傷あとが改変されており、ファンの間で物議を醸していた。

 ENCOUNTは10月29日、ピザーラ事業本部に事実関係を問い合わせ。ピザーラ運営元の株式会社フォーシーズからは、コラボ最終日の11月1日時点で、「現在、なるべく正確な事実関係を確認中でございます。大変恐れ入りますが、現段階での回答は差し控えさせていただきたく存じます」と連絡が寄せられていた。

 ピザーラではその後、6日になって公式サイト上で「TVアニメ『Dr.STONE』とのコラボレーションに関する広告配信についてのお詫び」と題した謝罪文を掲載。「この度、TVアニメ『Dr.STONE』とピザーラのコラボレーションに関する非許諾の動画が、ピザーラ公式TikTokアカウントの広告として配信された件につきまして、作品を大切にされているファンの皆様、関係者の皆様、ならびにピザーラをご愛顧いただいている皆様に、多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。また、事実確認に時間を要し謝罪の発表が遅くなってしまったこと、重ねてお詫び申し上げます」と謝罪した。

 文書では、非許諾の動画が配信された経緯について「今回配信された動画は、弊社がTikTok広告の配信を開始した際の担当者による設定上のミスにより、配信されたものです。TikTokの広告プラットフォームで提供されている、AI技術を活用した広告の自動生成・配信機能が『有効』に設定されていたことを弊社が十分に認識しておらず、当該機能が有効な状態で設定を完了したことにより、広告が配信されました。その結果、TVアニメ『Dr.STONE』製作委員会による事前の監修および許諾を経ていない動画が、ピザーラ公式TikTokアカウントの広告として配信される事態となりました」とし、設定上のミスによるものだったと理由を説明。

 その上で「当該広告についてはすでに配信を停止しており、現在はすべてのTikTok広告の配信を停止しております。このような事態を招いたことについて、弊社の広告配信の仕組みや設定状況に対する理解と確認が不十分であったことを深く反省し、お詫び申し上げます。今後は、広告配信における設定確認や広告内容の管理体制を見直し、再発防止に努めてまいります。なお、本件についてはTVアニメ『Dr.STONE』製作委員会にお詫びとご報告をさせていただきました。本来、作品の魅力をお伝えし、ファンの皆様に楽しんでいただくべきコラボレーションにおいて、皆様の信頼を損なう事態を招きましたことを、重ねて深くお詫び申し上げます」と陳謝している。

次のページへ (2/2) 【写真】ピザーラと『Dr.STONE』とコラボキービジュアル
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