ハロウィーンで自宅が“恐怖の館”に激変 「毎年凄い」見物客が続々…夫婦が明かした驚きの舞台裏
ハロウィーン真っただ中、閑静な住宅街でひときわ注目を集める家がある。東京・江戸川区に住む夫婦が、一軒家を“ハロウィーン仕様”に装飾。連日、見物客が訪れるなど反響を呼んでいる。なぜ、ここまで大がかりな飾り付けを始めたのか。現地で詳しい話を聞いた。

夫は元すし職人、アメリカで10年の経験 追求した“本場のハロウィーン”
ハロウィーン真っただ中、閑静な住宅街でひときわ注目を集める家がある。東京・江戸川区に住む夫婦が、一軒家を“ハロウィーン仕様”に装飾。連日、見物客が訪れるなど反響を呼んでいる。なぜ、ここまで大がかりな飾り付けを始めたのか。現地で詳しい話を聞いた。
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「今年は、今までで一番よくできたかな。彼女も理想通りというか、いつかこういうのやりたいなっていうのが今年はできてるんで」(夫)
「結構理想に近い。本当、ちっちゃい子とか怖くて泣いちゃうんですよ」(妻)
闇夜に突如出現した“お化け屋敷”が、SNS上で話題になった。ガイコツ、魔女、オオカミ男、クモ、執事……ライトアップされた人形たちは動き、怪しげな光を放っている。
「『篠崎のホーンテッドマンションって言われてるよ』っていうのをこの前聞いて、『本当に?』って(笑)」
夫婦には5人の子どもがいる。きっかけは3年前だった。次女の友達から「ハロウィーンパーティーを家でしたい」との声が上がり、「じゃあ外も飾り付けようか」と考えて始めた。
日本のハロウィーンと言えば、仮装やイベントが中心だが、外国では自宅を飾り付けて楽しむ人も多い。ハロウィーンの飾り付けには、もともと魔除けに由来するものもあるためだ。
夫のYabetaさんは、20代の頃、アメリカですし職人として10年間、働いていた。暮らしていたのは、カリフォルニア州アーバイン。周辺では、ハロウィーンになると多くの家庭が家を飾り付けていた。
「すごいですよね。本当に庭が広いですし、売っているものも違うんです。ハロウィーンショップという専門店があって、大きな飾りがたくさん売られていました。動くものなど種類も豊富で、見に行くだけでも、本当一つのテーマパークに行ったような気分になる。面白かったですね」
夫の話を聞くうちに、妻は「なおさらやりたくなって」。夫が現地で目にした光景を参考にしながら、本場仕様の装飾を目指した。
3階建ての自宅の一角から始まった装飾は、年々規模を拡大していった。最初は100円ショップで道具をそろえ、次第にコストコやネット通販で大きな人形を調達するようになった。今では、一部の装飾を手作りするようにもなった。
「ギター持ったガイコツ。あれを最初にコストコで買ったんだ」(妻)
「あれがきっかけだよね」(夫)
「で、あれに似合うようにじゃあ周りにこうカントリー風に飾り付けしようかって」(妻)
「そうそうそう。メキシコ風にしたりとか」(夫)
こじんまりとスタートした装飾は、どんどん豪華に。設置場所にはもともと駐車場があったが、今では、別にパーキングを借りて車を移動させている。
近所ではこの時期の名物としてすっかり定着している。実は、今年は夫婦ともに多忙なため、飾り付けをする予定はなかったという。
ところが、「周りの人から『まだやらないの?』みたいな声が本当すごくて」(妻)。
学校活動等で慌ただしい夫も、「子どもだけじゃなくて、お年寄りの方とかからも、『いつも楽しみにしてるんだけど、今年はまだ?』っていう声を結構いただいた。『じゃあ、頑張るしかないね』と言って(笑)」と、近隣住民の熱意に背中を押された。

「江戸川区にアメリカが!!!」驚きの声続々 小学生にも大人気
装飾のテーマは毎年変えており、今年は「怖さ」を追求。過去最高の出来栄えになったという
「去年はちょっとかわいらしい感じだったので、怖くしたくて」(妻)
「もう本当のお化け屋敷」(夫)
デコレーションは10月に入ってから取りかかり、1週間弱で完成させた後も、アイテムの数を増やしていった。ハロウィーン直前に間に合わせたものもある。
人形の配置にもこだわっている。
「学区内なんで、子どもたちも通ることが多いので、手前に押したら鳴るようなものを置いて、後ろは見て楽しむみたいなものを基本的に置いています」
これまでにかかった費用は、総額30~40万円ほど。発泡ウレタンやスプレーなどを使い、手作りすることで費用を抑えている。場所は、都営新宿線・篠崎駅南口から徒歩10分ほど。昼間は小学生の立ち寄りスポットと化し、日が沈んでからは、ライトアップ見たさに、遠方から足を運ぶ人もいる。
今年から新たな試みとして、スレッズ(@yabeta06)に投稿した。すると、「江戸川区にアメリカが!!!」「すごーい! チャリで見に行きます!」「近所の防犯にも良さそう!」「スレッズのお友だちママとお菓子持ってお伺いしたいです」「毎年凄いなぁ~と思ってまじまじ見てしまっています」など、大きな反響を呼んだ。夫婦は「是非見に来て下さい!!」と、見学を歓迎している。
目の前は開けた場所にあるが、周辺に配慮し、ライトアップは午後9時で終了する。
「たまに外出て配置変えたり、修理したりしているので気軽に話しかけて下さい」
装飾はハロウィーン後も2週間ほど続ける予定で、その後はクリスマス仕様に模様替えするという。「全く雰囲気をガラッと変えて」。こちらも毎年恒例で、子どもたちの人気を集めている。
家族で楽しむために始めた飾り付けが、今では地域の人々が心待ちにする風物詩になった。
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