【ブラッサム】高良健吾、芥川龍之介モチーフの作家役の理由 制作統括「説得力がすごくある」

俳優の石橋静河が主人公・葉野珠を演じるNHK連続テレビ小説『ブラッサム』(月~土曜午前8時)。作家・宇野千代をモデルとした物語。東京編から高良健吾が演じる芥川龍之介をモチーフとした秋山格之介が登場している。28日放送の第23回では、コーヒーに角砂糖8個を入れるなど人気の大作家でありながらユニークな一面も見せている。村山峻平チーフ・プロデューサーに芥川をモチーフにする上での人物造形上のこだわりや高良の起用理由、魅力を聞いた。

秋山格之介を演じる高良健吾【写真:(C)NHK】
秋山格之介を演じる高良健吾【写真:(C)NHK】

東京編から登場した秋山格之介

 俳優の石橋静河が主人公・葉野珠を演じるNHK連続テレビ小説『ブラッサム』(月~土曜午前8時)。作家・宇野千代をモデルとした物語。東京編から高良健吾が演じる芥川龍之介をモチーフとした秋山格之介が登場している。28日放送の第23回では、コーヒーに角砂糖8個を入れるなど人気の大作家でありながらユニークな一面も見せている。村山峻平チーフ・プロデューサーに芥川をモチーフにする上での人物造形上のこだわりや高良の起用理由、魅力を聞いた。

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 まず芥川龍之介のどんな部分を特にモチーフにと考えているのか。人物造形上のこだわりを聞いた。コーヒーに角砂糖8個。驚く珠に秋山はドロドロのを飲むと頭が冴えると言っていた。

「珠が初めて目にする本物の作家。でも大先生というだけでなく、珠が西洋料理店の給仕として隣にいられる存在。身近にいながらも秋山は、どこか違う物を見ていたり、言葉一つ一つに何か違うものを感じます。高良さんには、その表裏一体さ加減を意識していただきました。レストランのウエイトレスの前で偉そうではなくスマートに自然にいるけど、先生だと思わせる。スマートさの中に人として近づけない領域を持つ感じをすてきにやってくださっています。そこにプラスしてユーモアもある。カッコいいし、面白い。モデルの宇野千代さんも芥川さんと交流があったと言われています。宇野さんの作品を読むと、芥川さんをとてもリスペクトしていて、それが出るといいなと思いました」

 高良の魅力、起用理由を聞いた。

「主人公に対しニュートラルに接しても魅力が出る方。独特な感情をぶつけなくてもミステリアスだったり、この人は何を考えているのだろうというのが出てくる魅力がすごくあります。小説家としての優れた才能で若い時から世に出てきた説得力がすごくある。さらにユーモラスにしてくれているので、とてもすてきだと思います」

 作品中の著作の作品名は本物の作品名とは異なりアレンジしている。事情が気になる。

「著作として存在する作品名を使用するのは宇野さんの作品の何点かです。それ以外はオリジナルのタイトルをつけています。宇野さんが実際に書いた著作物のなかで、珠の人生と非常にリンクする、宇野さんの生き方とクロスする大事なエッセンスについては、著作権の継承者の方とお話して珠の作品として著作名を使わせていただけるようご理解をいただいています。そうではない部分は制作側で考えています」

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