乃木坂46中西アルノ、ソロ歌手活動への「憧れは…あります」 実力者たちと渡り合ったライブ後に明かす
ゴスペラーズ・黒沢薫と乃木坂46・中西アルノがMCを務めるCS放送TBSチャンネル1の音楽番組『Spicy Sessions』(毎月1回放送)のライブイベント「Spicy Sessions -THE LIVE- 2026」が20日、東京・立川市のTACHIKAWA STAGE GARDENで開催された。昨年10月、神奈川・KT Zepp Yokohamaに続き1年ぶり2度目のライブイベントは、昼夜2公演で約4400人を集客。約2時間の夜公演は、シンガー・ソングライターのK、家入レオをゲストに計10曲が披露された。終了後にはMCの2人が取材対応。中西がソロ活動への思いを語る場面もあった。

「Spicy Sessions -THE LIVE- 2026」
ゴスペラーズ・黒沢薫と乃木坂46・中西アルノがMCを務めるCS放送TBSチャンネル1の音楽番組『Spicy Sessions』(毎月1回放送)のライブイベント「Spicy Sessions -THE LIVE- 2026」が20日、東京・立川市のTACHIKAWA STAGE GARDENで開催された。昨年10月、神奈川・KT Zepp Yokohamaに続き1年ぶり2度目のライブイベントは、昼夜2公演で約4400人を集客。約2時間の夜公演は、シンガー・ソングライターのK、家入レオをゲストに計10曲が披露された。終了後にはMCの2人が取材対応。中西がソロ活動への思いを語る場面もあった。(取材・文=柳田通斉)
人気俳優の韓国からスタートした愛車遍歴…“顔”で決めるクルマ選び(JAF Mate Onlineへ)
夜公演の開演時刻になると、バンドメンバーの後方からスーツ姿の黒沢、水色のワンピース姿の中西が登場した。2人は拍手を受けながら、『オープニングセッション』。早速、黒沢のパワフルな歌声に、中西が少し鼻にかかる独特な高音を合わせた。
『Spicy Sessions』は、ゲストの音楽的ルーツを深掘りするトークをしながら、ゆかりのある楽曲を生バンドとセッションする番組。名だたるゲストシンガーと黒沢、中西による歌唱が魅力のポイントで、2023年10月の開始当初から、ネット上で「質が高い」の声が上がっていた。昨年6月には「第15回衛星放送協会オリジナル番組アワード」のバラエティージャンルで最優秀賞を受賞。同10月24日、約1100人を集めた初ライブイベント「Spicy Sessions -THE LIVE-」を開催し、規模を拡大した今回へとつながった。
『オープニングセッション』を終えると、昨年6月、同番組に出演したKが持ち歌の『意味』を歌い上げた。韓国語と日本語を織り交ぜながら「生きる意味」をつづったバラード曲で、聴き入った中西は「言葉は分からなくても、伝わってくるものがあるとあらためて思いました」と実感を込めた。
その後、Kと黒沢で『Isn’t She Lovely』(スティービー・ワンダー)、K、黒沢、中西で『Die With A Smile』(ブルーノ・マーズ&レディー・ガガ)を歌唱後、中西が『丸の内サディスティック』(椎名林檎)をソロ歌唱した。
高音をベースにしたオリジナルの世界観を見せた中西に対し、黒沢は「声がバンドの音に負けていなかった」。中西自身も「最初の頃とは違って、今は前にドシンと立てている感じがします」と手応えを口にした。
その流れで登場した家入も中西に「袖で聴いていたんですけど、すごいすてきな歌声でした」と伝えた。
家入は昨年3月、同番組に出演。中西にとっては、小学生時代から憧れるシンガーで「初めて共演させていただいて、あらためて『ああ、この声を好きになったんだ』と思いました」と振り返った。
そして、2人は『鱗』(秦基博)をデュエット。実力派でデビュー14年の家入に中西が渡り合う状況になり、歌い終えるとハグで互いを称え合った。観客も呼応し、歓声と拍手が長く続いた。
番組の「売り」であるセッション(即興演奏&歌唱)では、『I’ll Be There』(ジャクソン5)を4人で披露した。パート割り、コーラス、音程調整などが黒沢の仕切りで決まる中、中西も巧みに対応。ここでも先輩たちと渡り合った。

ライブ後に語った本音…中西「ただの疲労じゃなくて」
Kからも「1年前に比べても声が成長している」と評価された中西は、最後にTシャツ姿になって黒沢と『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』(サンボマスター)を歌唱。シャウトもしてみせた。文字通り、観客とともに「音を楽しむ」ことを実感。終了後には、取材陣の前で黒沢とともに充実した表情を見せた。
中西「まさに『音楽・音を楽しむ』ってこのことだって思えた1日でした。自分が今いる場所、このステージに立っていることの恵まれ具合や、豪華なバンドと一緒に歌うことのぜいたくさを本当に身に染みて感じていました。『自分って、もっと先までいけるんじゃないか』とまた一つ思えた日だったなと思います」
黒沢「だいぶ達成感がありますね。何か月も前からイメージして準備していました。前回よりうまくできた部分と、よりスリリングにやれた部分の両方があり、本当にうちの番組を象徴するような、ライブフェスとセッション番組の中間のようなものができたかなという感じです」
全力を出し切った中西は「結構大変でした」と苦笑いしつつ、「1曲1曲に魂を込めてセッションして、ぶつかってきたからこその疲労感だと思うので。ただの疲労じゃなくて、心地良さもあるようなそう快感を大事にしたいなと思っています」。家入とのライブでの共演については、「とんでもないことだなと思います」と喜びを表現した。
「ちょっと鼻にかかる自分の歌声も、家入さんの歌い方を少し真似していた小学生の頃に染み付いたものだと思っています。その時の自分に『十数年後、一緒にステージで歌ってるよ』って言ってやりたいです」
ライブ全体を通し、感じさせた中西の成長ぶり。3年前、MCも歌う新スタイルの番組を始める際、相方に中西を指名した黒沢も言った。
「1回ごとに歌い手として変わっていくんですよね。本当にコツコツとやっていて、ポーンと成長していく姿があります。なので、気を使わずに『お前はこうやるから、俺はこうやるぜ』と合わせられる。そんな実力差になったので、音楽で遊べるようになりました。同等の歌い手として頼りにしていますし、まだまだ上を目指してほしいです」
その上で、中西に「グループにいながら、ソロシンガーとして活動したい思いは」と問うと、「わっ」と目を見開いて言った。
「そういう憧れは……ありますね。本当に『この子にそれを任せたい』と思ってもらえるような、歌力(うたぢから)のある人になりたいなと思っています」
黒沢も中西を応援したい思いで「僕もグループをやりながらソロをやってきたんで」と言い、その展開に期待を込めた。
「グループのことをないがしろにしてソロばっかりやってたら嫌われるけど、そうじゃなかったら普通は嫌われないから大丈夫(笑)。そういう日も来るかもね」
中西はそれにうなずきながら、「『Spicy Sessions』で得たものをグループに還元していくこと。それは今、私がやらなきゃいけないことだとも思っています」と言い、前を向いた。
2人は、ライブイベントの継続を希望。黒沢は「観客に向けて番組を見てくれることが応援になりますし、新たな展開につながりますから」と呼びかけ、中西も「こういうライブから番組を知るきっかけが増えたらいいなと思います」と願っていた。
なお、この日のライブの模様は、昼公演が11月28日午後11時30分から、夜公演が12月26日午後11時30分から放送予定となっている。
<「Spicy Sessions -THE LIVE- 2026」セットリスト>
1『オープニングセッション』 黒沢・中西
2『意味』 K
3『Isn’t She Lovely』(スティービー・ワンダー) K・黒沢
4『Die With A Smile』(ブルーノ・マーズ&レディー・ガガ) K・黒沢・中西
5『丸の内サディスティック』(椎名林檎) 中西
6『Echoes』 家入
7『歌うたいのバラッド』(斉藤和義) 家入・黒沢
8『鱗』(秦基博) 家入・中西
9『I’ll Be There』(ジャクソン5) K・家入・黒沢・中西
10『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』(サンボマスター) 黒沢・中西
あなたの“気になる”を教えてください