二階堂ふみ、子どもたちから演技質問集中で「汗かいてきました(笑)」 役所広司からの金言も明かす
俳優の二階堂ふみが16日、都内で行われた映画『わたしの知らない子どもたち』の初日舞台あいさつに登壇した。同作にまつわるトークを展開した。

役所「その役の人生に向き合えば、自然と涙が出るかもしれない」
俳優の二階堂ふみが16日、都内で行われた映画『わたしの知らない子どもたち』の初日舞台あいさつに登壇した。同作にまつわるトークを展開した。
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同作は、西川美和監督が原案・脚本・監督を務めたオリジナル最新作。戦後の荒廃した東京を舞台に、家も家族も、大好きな音楽も失い、居場所をなくした12歳の琴子(小八重葵美)が、生き延びるために名前を変え、“少女”であることを棄て、少年として生きるという道だった。二階堂と新人の小八重がW主演。第51回トロント国際映画祭コンペティション部門「プラットフォーム部門」正式出品作。
琴子の教師・曽根文美子を演じた二階堂は「温かく迎えてくださったことが嬉しい気持ちです」とニッコリ。「初めて監督から『執筆中で』とうかがったときは、参加することも決まっていなかった段階。子どもたちが主役で、戦争を描く作品ですとうかがって、戦後80年以上経って、自分たちの過去をエンタメを通して向き合い、つくり続けることは非常に重要なことだとずっと感じている」と語り、「当時、声を持つことができなかった存在に、思いを寄せられる作品になったのではないか」と述べた。
小八重は、初日を迎えて「嬉しいです。やっと色んな人たちに見てもらえると思うと嬉しいし……」と話したところで突然ストップ。隣の羽山に身を寄せて「……忘れちゃった!」と耳打ちし、会場の笑いを誘った。
二階堂はさらに、戦後の子どもたちを演じたキャストから質問を受けることに。人生に影響を与えた役を問われて「私にとって、今回の作品はあらためて、自分の人生に大きな影響、生き方にすごく(影響が)ありました」と大人の回答。「私も初めての現場は葵美ちゃんくらいだった。今回葵美ちゃんたちとご一緒して『私は大人なんだ』と大人の自覚を持った作品だった。そういう意味では、すごく今の自分に大きく作用した」と話した。
泣きの演技について問われると「同じような質問を、実は、この作品にも出られている役所広司さんにしたことがある。私にとって、役所さんは映画デビューの監督でもあって、自分がこのお仕事を始めさせていただくにあたって、生涯をかけて恩返しをしたいと思っている」と語り、役所は「『泣くのは難しいよな、でも、泣くことが難しいんじゃなくて、その役の人生に向き合えば、自然と涙が出るかもしれない。出なければ、それはその答えなんだと思う』とおっしゃってくださった」と金言を明かした。
その後も演技に関する質問が飛び、二階堂は「汗かいてきました」と笑った。
同舞台あいさつには、羽山由一郎、小林丞之介、渋谷そらじ、西川美和監督も出席した。
※羽山由一郎の「羽」は正しくは旧字体。
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