12人のアイドルが繰り広げた真剣勝負 第3回『SASUKEアイドル予選会』で優勝者が涙「ちゃんと努力は報われるんだ」

TBSの大型スポーツ特番『SASUKE』の本戦出場権をかけた『SASUKEアイドル予選会』が1日、千葉・キッコーマンアリーナで開催された。ENCOUNTは、12人のアイドルによる“真剣勝負”をレポートする。

優勝を果たした清司麗菜【写真:ENCOUNT編集部】
優勝を果たした清司麗菜【写真:ENCOUNT編集部】

「アイドルの第二の成長物語だと思いました」

 TBSの大型スポーツ特番『SASUKE』の本戦出場権をかけた『SASUKEアイドル予選会』が1日、千葉・キッコーマンアリーナで開催された。ENCOUNTは、12人のアイドルによる“真剣勝負”をレポートする。

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『SASUKEアイドル予選会』は3年連続3回目の開催で、今年は安杜羽加(いぎなり東北産)、秋山由奈(AKB48)、大村杏(SKE48)、清司麗菜(NGT48)、風見和香(私立恵比寿中学)、白石まゆみ(SWEET STEADY)、南伊織(22/7)、大信田美月(≒JOY)、葉山雫(Pixel Ribbon)、川岸瑠那(fav me)、須永心海(僕が見たかった青空)、鈴野みお(Rain Tree)が参戦。スピード、パワー、スタミナ、バランスなど、さまざまな能力が試される4つの競技に挑み、優勝者には、『SASUKE2026』の出場権が与えられる。

 第1種目はサバイバル持久走「テイルインポッシブル」。6人ずつ前半・後半に分かれて実施され、トラック4周(1周約100メートル)を走り、下位2人が脱落していく。前半グループでは、TBS系『オールスター感謝祭』のミニマラソンでも好成績を残している風見が無尽蔵のスタミナで強さを見せつける。後半グループでは、「スポーツテストでA以外をとったことがない」と豪語する秋山、昨年総合2位で『東京マラソン2026』を完走した大信田が好走も、風見が1分24秒というタイムで2位の秋山に20秒差をつけて、スタートダッシュに成功した。

 第2種目は、バランスをとりながらスポンジ板の上を渡っていく「スポンジブリッジ」。クリアした板の枚数に応じてポイントが加算される。このステージでは、“日本一スケボーができるアイドル”と呼ばれ、今年プロレスデビューを果たしている清司が24枚という好記録を出して、誰もが1位を確信した。

 そんな中、伏兵が現れる。初出場の南だ。22/7ファンの間では、サインボールを2階席にまで投げる“強肩アイドル”、パワー担当として知られているが、昨年12月に加入したばかりで、他グループのファンからすれば無名な存在だった。体幹とメンタルが重要な本種目で南は、高いポテンシャルを発揮。惜しくも完全制覇とはならなかったが、29枚という記録で本種目の1位となり、大きなインパクトを残すと、第2競技終了時点では総合ランキングの2位につけ優勝圏内に食い込んだ。

 1対1で背中にロープがついた状態で引っ張り合い、先にボタンを押した方が勝利となる第3種目「パワーフォース」は、波乱の連続となった。第2種目終了時点で総合1位だった清司、前回大会で同種目の2位となった大信田がトーナメント1回戦で敗退。トーナメントを勝ち上がった須永、安杜、白石による総当たり決勝戦となった。

 子どもの頃に見た『SASUKE』に魅了され、同番組の常連であるゴールデンボンバーの樽美酒研二に憧れる安杜は、今回がラストイヤーと覚悟を決めた白石、昨年からインターバルトレーニングに励んだ須永に連勝。同種目制覇を果たすと、「私がゴリラです!」と喜びを爆発させた。

 最終種目前の総合ランキングでは、90ポイント獲得の安杜と風見が首位タイ。3位で88ポイントの秋山と清司が並ぶ大混戦。ファイナルバトルは恒例の「SASUKEタイムレース」で、今年は平均台、Mt.ミドリヤマ、スパイダー、そり立つ壁という4つのエリアで構成された。

 本種目で注目を集めたのは、2年連続で同種目1位となった清司だ。好記録に期待が集まる中、19秒40という20秒台をきるタイムをはじき出すと、本部席で競技を見届けた山田勝己らSASUKEレジェンドたちもスタンディングオベーション。会場が大歓声に包まれ、清司も「自分でも自分のポテンシャルにびっくりしています!」と歓喜した。

 続いた秋山が28秒94、風見が23秒73というタイムで猛追も、最後まで誰も記録を上回ることができず、清司が1位に。最終種目を終えると、“ミスターSASUKE”こと山田は「みんなの頑張りがスゴすぎて感動しかないです」と戦い抜いたアイドルたちに最大級の賛辞を送った。

 総合成績は、128ポイント獲得の秋山が3位、150ポイント獲得の風見が2位。そして、獲得ポイント158とわずか8点差で接戦を制した清司が総合1位となった。

 3年連続の出場で悲願の初優勝を飾った清司は、バイトAKB、48グループのドラフト候補生を経て、2015年に1期生としてNGT48に加入。これまでのアイドル人生を振り返り、「NGT48としては12年目。アイドルを続けていく中で壁にぶつかることもたくさんありました。この予選会も自分の思うような結果にならなくて、『努力しても報われないことばかり』と思っていました」と涙を流した。

「今回1位という形で『SASUKE』本戦に出られることになって、『ちゃんと努力は報われるんだ』と思うことができました。この予選会を通して、ライバル同士だけどみんながアドバイスし合ったりして、その空間が素敵でアイドルの第二の成長物語だと思いました。私も成長させていただきました。本当にたくさんの応援ありがとうございます」と思いを伝えると、各グループを応援したアイドルファンたちから惜しみない拍手が送られ、数々のドラマを生み出した『SASUKEアイドル予選会2026』は幕を閉じた。

 イベントの模様は、ぴあライブストリームで10月18日まで見逃し視聴が可能となっている。

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