【VIVANT】「仲間、友への愛」が描かれた第17話 飯田Pが解説する作品に込められた思い
俳優の堺雅人が主演を務めるTBS系連続ドラマ『VIVANT』(日曜午後9時)の第18話が、13日に放送される。6日に放送された第17話の名シーンについて、飯田和孝プロデューサー(飯田P)のオフィシャルコメントが届いた。

“人を思うからこそ強くなれる”物語
俳優の堺雅人が主演を務めるTBS系連続ドラマ『VIVANT』(日曜午後9時)の第18話が、13日に放送される。6日に放送された第17話の名シーンについて、飯田和孝プロデューサー(飯田P)のオフィシャルコメントが届いた。
日本発の『スター・ウォーズ』アニメ話題…切り開く新境地とは?
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
6日に放送された第17話では、さらなる別班員の犠牲を避けるため、別班の司令官・櫻井里美(キムラ緑子)は中国の諜報部隊「シンシー」に捕らえられ、監禁されている黒須駿(松坂桃李)ら5人の奪還を断念すると決定。主人公・乃木憂助(堺)は、主人公・乃木憂助(堺)は、上官の命令は絶対服従すべきと理解しつつも葛藤が抑えられない。
そうした中、丸菱商事に出社した乃木は、専務・長野利彦(小日向文世)に呼び出される。司令の決定について聞かれ、乃木が「極めて合理的かつ最善の結論」と応えると長野は「ふざけるな!」と激昂。黒須と同じく拉致された熊谷一輝(西山潤)とは、一緒に任務を行った仲だと明かし、「助けてやりたい。この抑えられない感情、君も同じであってほしいと思ったんだから」と訴え、「テントの任務で君にはたくさんの仲間ができたと思うがね。少なくとも彼が動けば最強部隊Y2Kも動かせる。賭けてみる価値はある」と拉致された別班員奪還のため動くよう乃木を鼓舞する。
長野の意見に後押しされた乃木は、血のつながりはないものの弟でテントのトップであるノコル(二宮和也)に協力を仰ぐと「テントは全精力をかけて兄さんに協力する」と、力強い返事をもらうのだった。
この“胸熱”な展開を飯田Pは、「第17話は、VIVANTの真骨頂とも言える回だったと思います。VIVANTに流れる血液というか、第1シーズンから根底に据えているのは、人との繋がりであり、愛情の部分です。第1シーズンでは、乃木が『生き別れた父の愛』を探す物語と定義していたのですが、第17話で描いたのは『仲間、友への愛』でした」と説明。
乃木をはじめ、長野やノコルの心の動きを語ると共に、視聴者の反応にも言及した。
「別班は互いを知ることのない存在ではなりながらも、乃木が弟分である黒須を思う場面、長野が熊谷を思うシーン、そしてノコルが兄である乃木を叱咤するシーン、全てが心の奥底にある静かな愛からくる感情であり、『誰かを思うからこそ、人は強くなれること』を表現しています。
第17話はまさに、この様な感情の動きが大きな波となって押し寄せるシーンの連続でした。視聴者のみなさんの反応を見ていると、第16話までと比べて、感情面での感想がSNSでも多かった様に思います。同時にこの様なエピソードは、視聴するのもかなりの体力が必要だと思っていて、ご視聴いただいたみなさまには、心から感謝したいです!」
また、第2シーズンから登場したAIについて、起用の理由を明かした。
「今回ハヤトを中心としてAIが物語で多く登場しているのですが、AIを用いた理由として、どの企業やさらには学校でもAIが当たり前になっているという時代の必然性、情報整理役として視聴の助けになる、ということももちろんあるのですが、それ以上に大きな狙いがあるんです。
それは『人物の感情をより浮き上がらせる効果』にあります。超人的である種機械的な別班とAIの掛け合わせが、非人間っぽさを倍増させるからこそ、人が人に心を寄せるシーンや、感情を押し殺さずに爆発させるシーンが、より人間っぽく感じられる、世界観、枠組みとしてAIがあることで、そこに生きている人間の体温までも感じてもらえるのではと思っています」
AIの存在が、人間を描く上で善きスパイスとして機能することもあると感じているようで「ハリウッド映画の近未来ものや、SFものなど、設定が飛んでいるからこそ、シンプルに人物の感情を追えるのと似た効果を生み出していると感じています。この組み合わせに、今後も注目してみていただけると、よりシンプルに物語に入り込めると思いますので、引き続きよろしくお願いします!!!」と視聴者に呼びかけた。
あなたの“気になる”を教えてください