賑やかな探索、リッチなバトル演出、そして交流…『ファレイドリア』が作る“帰りたくなる家”
人気作『ブルーアーカイブ』を手掛けたNEXON Games IO DIVISION内のRXスタジオが開発中の新作ゲーム『ファレイドリア』の先行体験会が、9月8日に都内にて開催された。本稿では同作の内容や一部をプレイしての所感をレポートする。なお、今回の先行体験会でのビルドは9月17日からの東京ゲームショウ2026での試遊版をベースとしており、マウスコンピューターのゲーミングノートPC「G TUNE P5-I7G60BK-C」を使用してのプレイとなった。

『ファレイドリア』先行体験会レポート
人気作『ブルーアーカイブ』を手掛けたNEXON Games IO DIVISION内のRXスタジオが開発中の新作ゲーム『ファレイドリア』の先行体験会が、9月8日に都内にて開催された。本稿では同作の内容や一部をプレイしての所感をレポートする。なお、今回の先行体験会でのビルドは9月17日からの東京ゲームショウ2026での試遊版をベースとしており、マウスコンピューターのゲーミングノートPC「G TUNE P5-I7G60BK-C」を使用してのプレイとなった。
『ファレイドリア』は、地球とよく似た世界に存在する都市「アニマ市」の復興センター長であるプレイヤーが、都市の様々な問題を解決していく……という内容だ。復興センターの事務所兼公務員寮である「黄昏館」ではセンター長とメイツ――魔法や魔術のような特別な力を扱える少女たち――がともに生活しており、物語の主な舞台となる。
先行体験会では3人のメイツ(シャミ、オハナ、ミニエ)とのアドベンチャー(会話)パートからスタート。特徴的なのは、アドベンチャーパートでも3Dキャラクターたちが躍動感のある動きを見せ、表情もコロコロと変わっていくことだろう。Unreal Engine 5をベースにしたグラフィックということで、ちょっとした仕草も含めて自然な動きが没入感を高めてくれる。

会話の中ではプレイヤーが選択肢を選ぶ場面もあり、一般的なゲームと同様にゲーム内操作で選ぶこともできるのだが、『ファレイドリア』では音声入力での選択が可能となっている。ゲーム内の「センター長」とのシンクロ感を楽しめるという意味でも特徴的だ。後述する黄昏館での交流では音声入力でメイツを呼び出すこともできるなど、意欲的なシステムだと言えるだろう。
アドベンチャーでは黄昏館での問題が発覚し、その解決のために探索パートへ。ここではシャミ、オハナ、ミニエの3人を操作し、黄昏館の内部を調査していくことになる。探索中、メイツたちは様々な掛け合いをするなど楽しい雰囲気を作り、黄昏館もプレイヤーの進行に合わせてどんどんその姿を変えていく。一般的なダンジョン探索よりも、視覚的にも聴覚的にも賑やかな時間となっていた。

もちろん探索ではバトルも発生し、ターン順を確認しながらプレイするリアルタイムバトルが展開される。2種のスキルと一定のクールタイムがある必殺技を駆使して戦うというベーシックな作りの上に、キャラクターを即時行動させるブーストゲージの要素があり、戦略性が高められている。必殺技を使用する際には豪華なエフェクトとカットインが入るなど、3Dモデルを活用したリッチな演出も魅力的だった。
探索&バトルの非日常以外では、日常を過ごすなかでメイツたちと交流することができる。黄昏館の事務室や中庭、食堂などにいるメイツたちに話しかけ、手を振ったり、贈り物をしたりといった交流が可能。特徴的なのはリアルタイムでメイツたちが移動すること、そして前述のように音声認識によってメイツたちに呼びかけることができるということだ。

メイツたちがそれぞれのキャラクター性に応じた場所を行き来したり、話しかけた際の返答に性格が滲み出たりと、各メイツへの“解像度”が高まる仕組みが用意されている。先行体験会では簡単な交流のみにとどまったが、より多様な交流ができるようになれば、メイツへの愛着も深くなっていくのだろう。
先行体験会は短い時間ではあったが、メイツたちとの交流を重ねるうちに、黄昏館という場所にも少しずつ愛着が湧いてきた。コンセプトである“帰りたくなる家”としての存在感は、リリース後にはもっと大きくなる……。そう思わせてくれるようなゲーム体験だった。
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