【RIZIN】「お前死んでたよ」“ゾーン”状態で猛威の中央アジア戦士を攻略 前日に作り上げたメンタル「失神映像をあえて見た」

格闘技イベント「RIZIN.54」(東京・TOYOTA ARENA TOKYO/ABEMA PPVで全試合生中継)が今月11日、行われた。第4試合では、北海道大出身の後藤丈治(30=TRIBE TOKYO MMA)がアジズベク・テミロフ(27=ウズベキスタン)に1R・3分41秒で一本勝ち。日本人が跳ね返され続けた中央アジア戦士の分厚い壁を突破した要因には、試合前のメンタルの作り方にあった。

1R・3分41秒で一本勝ちした後藤丈治【写真:山口比佐夫】
1R・3分41秒で一本勝ちした後藤丈治【写真:山口比佐夫】

アジズベク・テミロフに一本勝ち

 格闘技イベント「RIZIN.54」(東京・TOYOTA ARENA TOKYO/ABEMA PPVで全試合生中継)が今月11日、行われた。第4試合では、北海道大出身の後藤丈治(30=TRIBE TOKYO MMA)がアジズベク・テミロフ(27=ウズベキスタン)に1R・3分41秒で一本勝ち。日本人が跳ね返され続けた中央アジア戦士の分厚い壁を突破した要因には、試合前のメンタルの作り方にあった。

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「『今、本当だったらお前死んでたよ』」。自分と向き合い続けたファイトキャンプ。磨き上げた“メンタル”で強豪をリングで圧倒した。1R序盤で左ストレートをヒットさせると、ぐらつく相手にコーナーでヒジを連打。最後はグラウンドに引き込むと、リアネイキッドチョークをセットしてタップを誘った。

 後藤は、今年4月の福岡大会で現バンタム級王者・ダニー・サバテロ(33=米国)に挑戦。1Rからレスリング地獄に引き込まれると、持ち味を何も出せず0-3の判定で敗戦した。

 迎えた再起戦、対戦相手のテミロフは、現フェザー級王者・ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)、カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)、“新鋭”イリスベク・ティレノフ(キルギス)ら猛威を振るう中央アジアの強豪の一角。日本人ファイターは幾度となく、衝撃的なKOでリングに沈められ続けてきた。

サバテロにリベンジ宣言「絶対にぶっ飛ばしにいきます」【写真:ENCOUNT編集部】
サバテロにリベンジ宣言「絶対にぶっ飛ばしにいきます」【写真:ENCOUNT編集部】

 今年4月のRIZINデビュー戦では、実力者・福田龍彌に1R・KO勝利。失神して倒れ込んだ所に容赦なくパウンドを叩きこみ、担架で搬送された福田は長期離脱を余儀なくされた。

 試合後の会見で後藤は「前日に福田さんが倒されている映像や、他の海外の選手がテミロフに失神させられている映像をあえて見た」と驚きの行動に出ていたことを明かす。そして「恐怖に押しつぶさそうな状態をあえて作って、最後にゾーンに入る。新しい精神状態にいけた進化を感じた」と“ゾーン”の状態に持ち込んだことが勝因と語った。

 会見中には「絶対にぶっ飛ばしにいきます」とサバテロにリベンジ宣言。自分との戦いに打ち勝った30歳が再びトップ戦線に返り咲いた。

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