岸本加世子、父の在宅介護を告白 要介護5で88歳…母親と車中泊する役柄と「重なる部分あった」

俳優の岸本加世子が5日、都内で行われたタクシー映画祭「TAXIATER」公開記念イベントに、林裕太、長島翔監督らとともに登壇。短編映画『Parallel Parking』で演じた役柄と、自身の介護経験が重なったことを明かした。

公開記念イベントに登壇した岸本加世子【写真:ENCOUNT編集部】
公開記念イベントに登壇した岸本加世子【写真:ENCOUNT編集部】

林裕太との“本読み”秘話を明かす

 俳優の岸本加世子が5日、都内で行われたタクシー映画祭「TAXIATER」公開記念イベントに、林裕太、長島翔監督らとともに登壇。短編映画『Parallel Parking』で演じた役柄と、自身の介護経験が重なったことを明かした。

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 タクシー映画祭「TAXIATER」は、8月5日の「タクシーの日」を記念して開催された日本初のタクシー映画祭。東京23区内を走行する100台限定のタクシー車内サイネージで、短編映画3作品『世界は美しいと誰かが言った』『まるくてしかく』『Parallel Parking』を上映するほか、期間限定で都内劇場での上映も行われる新たな映画プロジェクトとなっている。

 林とともに『Parallel Parking』に出演した岸本は、車に母親を乗せながら生活する女性・緑を演じている。自身との共通点を聞かれると「私も今、88歳で要介護5の父を在宅で介護しているんです」と告白。「今回も車にお母さんを乗せて、幸せそうに車中泊をしている姿にも共感しましたし、林くんとのやり取りを通しても、自分自身と重なる部分がありました」と作品を振り返った。

 さらに、「私もこの世界で生きていて、大事にしたいと思っている唯一なことが『出会い』と『縁』」と語り、「今回の作品も一瞬の出会いなんですけど心が通じ合ったり、そういうところが重なりました」としみじみと語った。

 また、初共演した林については、「現場の待ち時間に岸本さんから『本読みしませんか』って言ってくださって。僕は準備できることはしたいタイプなので、本当にうれしかったです」と笑顔で振り返った。

 これを受け、岸本は「違うんです(笑)。この人、『うん』とか『ああ』とかしか言わない役なんですけど、私は結構しゃべったんですよ。だからセリフがちゃんと入っているか付き合ってもらったんです」と会場を笑わせる場面も。それでも撮影を終えた際には「あんたで良かった相手が。ありがとう」と声を掛けたことを明かし、「すごく寒い現場だったんですけど、プロデューサーが持ってきてくれたカップヌードルを3人で分けて食べたのがおいしかったんです」と思い出に残った撮影だったという。

 なお、同イベントには久保史緒里、大沢一菜、照井野々花、中川龍太郎監督、小宮山菜子監督も登壇した。

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