日本発『スター・ウォーズ』長編アニメ、ライトセーバー戦での“ルール”とは 取り入れた伝統的な要素

日本発の『スター・ウォーズ』長編アニメシリーズ『スター・ウォーズ:ビジョンズ/九人目のジェダイ』が、5日からディズニー公式動画配信サービス・ディズニープラスで日米同時全話一挙独占配信される。本作では、「スター・ウォーズ」シリーズの象徴でもあるライトセーバーアクションに、日本文化の要素が取り入れられている。

『スター・ウォーズ:ビジョンズ/九人目のジェダイ』【画像:(C)2026 Lucasfilm Ltd.】
『スター・ウォーズ:ビジョンズ/九人目のジェダイ』【画像:(C)2026 Lucasfilm Ltd.】

5日からディズニープラスで配信スタート

 日本発の『スター・ウォーズ』長編アニメシリーズ『スター・ウォーズ:ビジョンズ/九人目のジェダイ』が、5日からディズニー公式動画配信サービス・ディズニープラスで日米同時全話一挙独占配信される。本作では、「スター・ウォーズ」シリーズの象徴でもあるライトセーバーアクションに、日本文化の要素が取り入れられている。

 ルーカスフィルムによるプロジェクト『スター・ウォーズ:ビジョンズ』から初めて長編シリーズ化された本作は、総監督を神山健治氏、制作をProduction I.Gが担当。監督は多田俊介氏が務める。

『スター・ウォーズ』シリーズでは、ルーク・スカイウォーカーとダース・ベイダー、ダース・モールとクワイ=ガン・ジン、アナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービらによる数々のライトセーバーアクションが描かれ、作品を象徴する見どころの一つとなってきた。本作でも迫力あるアクションが展開されるが、その演出には日本の伝統的な剣術の要素が取り入れられているという。

 多田監督は、「ライトセーバーの構え方で(日本文化を)表現しています。(相手と)向き合っている時は“正眼の構え”という、日本刀を構えている時の構えにしてください、と制作スタッフの間でのルールを決めていました」と明かした。

 さらに「制作をスタートした時に、フェンシングのような片手持ちの構えはNGにしていました。戦っている途中で変わるのはありなんですけど、戦う前や一旦距離が離れて向き合ってる時は正眼の構えにしていて、(総監督の)神山さんにも『ここは日本刀風にやってます』とお話ししたりしていました」と制作秘話を語っている。

“正眼の構え”は、剣道や剣術において剣先を相手ののど元や正中線へ向ける基本姿勢を指す。剣道経験者で有段者でもある多田監督のこだわりが反映され、日本発の『スター・ウォーズ』作品ならではのアクション表現につながっている。

 本作の舞台は、ジェダイもシスもいなくなった戦乱の銀河。強いフォースを秘めた少女・カーラが、ライトセーバーを作るセーバースミスである父・ジーマを救い出すため、ジェダイとして修行を重ねながら仲間とともに冒険を繰り広げる。“光”と“闇”をめぐる新たな物語が、大迫力のライトセーバーアクションとともに描かれる。

 声優はカーラ役を赤﨑千夏、ナワーム役を大森南朋、ジーマ役を三木眞一郎が担当する。

次のページへ (2/2) 【写真】「ライトセーバーの構え方で…」 『ビジョンズ/九人目のジェダイ』でのアクションシーン
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