ヒカル、明治座で落語デビュー 師匠・立川志らくが絶賛「いい弟子を持った」 追加公演開催も決定
落語家の立川志らくが、YouTuberのヒカルを「客分の弟子」として迎え入れての記念すべき初公演『立川さぎ志独演会』が3日、東京・明治座で開催された。同公演のチケットは即完。超満員の観客とともに、伝統とデジタルの融合がもたらす圧倒的な革新価値を世に示した。

9月23日に明治座で追加公演
落語家の立川志らくが、YouTuberのヒカルを「客分の弟子」として迎え入れての記念すべき初公演『立川さぎ志独演会』が3日、東京・明治座で開催された。同公演のチケットは即完。超満員の観客とともに、伝統とデジタルの融合がもたらす圧倒的な革新価値を世に示した。
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日本屈指の歴史を誇る殿堂・明治座において、伝統芸能の歴史に新たな1ページが刻まれた。志らくが、ヒカルを「客分の弟子」として迎え入れた。その名は「立川さぎ志(たてかわ・さぎし)」だ。同プロジェクトは、単なるインフルエンサーの話題作りではなく、「伝統芸能の再定義」。硬直化した業界を劇的に変容させるための歴史的な転換点としている。
高座に上がると、軽妙かつ引き込まれるトークで会場を一気に「さぎ志ワールド」へ。HIKAKINとの4年越しLINEブロック発覚劇、35歳「期待の若手」としての身体の悲鳴、1時間50万円の怪しい「ゴッドハンド整体」体験談など、切れ味抜群の最新エピソードで客席の心をわしづかみにした。
マクラの盛り上がりから一転、あえてアレンジを加えない本格派の古典落語『猫の皿』を披露。三百両の「絵高麗の梅鉢茶碗」で猫に餌をやらせている茶屋と、安く皿をだまし取ろうとする道具屋との心理戦を見事に演じ分け、落語家としての地力の高さを見せつけた。
『まんじゅうこわい』では、シバター、ラファエル、カジサックらYouTuber仲間との泥臭い軌跡や、YouTube界の「化かし合い」を演目内に投影した独自アレンジを披露。現代のクリエイター像と伝統演目が融合した高揚感の中、最高潮の熱気でお仲入り(休憩)へと向かった。
怠け者の魚屋としっかり者の妻の夫婦愛を描く最高峰の演目『芝浜』では、理不尽なDV描写を抑え、「オープン」「42両」などの現代的で分かりやすい用語や解説を交えながら熱演。観客の涙と感動を誘う圧巻の高座となった。
大トリ終了後、舞台袖で見守っていた師匠・志らくが登壇。「3か月で大舞台に立ったいい弟子を持った」と大絶賛で、寄席文字で書かれたプロ仕様の「めくり(名札)」を寄贈。これは「今日限りでやめず今後も続けよ」という師匠からの愛の証となった。
また、2万円のチケットや100万円の水晶玉が即完売した件について、志らくから「弟子の方が(師匠より)高いじゃないか!」と強烈な突っ込みが入ると、会場は大爆笑。さらにトーク内にて、9月23日に明治座での追加公演開催が発表された。
志らくが退場し、大歓声の中で終幕と思われたその瞬間、ヒカルから衝撃の告白が飛び出す。「実はマクラで話したHIKAKINさんにLINEした話、全部ウソです!」「高座名が『立川さぎ志(詐欺師)』ですから。これからも僕の詐欺話に乗っかってください!」と高らかに宣言。冒頭からの見事なハラ(うそ)の伏線回収に、会場全体がこの日一番の大爆笑と揺れ動くほどの拍手に包まれ、大成功のうちに幕を閉じた。
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