銀座熊本館、地震後1週間で義援金1000万円 定休日にも来店相次ぐ…「10年前より多い」と店長驚き

熊本地震発生から1週間を迎えた4日、東京・銀座のアンテナショップ「銀座熊本館」には、開店と同時に多くの買い物客が訪れた。前日3日は月に一度の定休日だったものの、寄付に訪れる人が絶えず、義援金は1週間で約1000万円に到達。連日入場整理が行われ、厳しい暑さの中、店頭には長蛇の列が並んだ。

開店から長蛇の列ができたアンテナショップ「銀座熊本館」【写真:ENCOUNT編集部】
開店から長蛇の列ができたアンテナショップ「銀座熊本館」【写真:ENCOUNT編集部】

義援金は1週間で約1000万円に到達

 熊本地震発生から1週間を迎えた4日、東京・銀座のアンテナショップ「銀座熊本館」には、開店と同時に多くの買い物客が訪れた。前日3日は月に一度の定休日だったものの、寄付に訪れる人が絶えず、義援金は1週間で約1000万円に到達。連日入場整理が行われ、厳しい暑さの中、店頭には長蛇の列が並んだ。

「令和8年 熊本地震 皆様からの応援ありがとうございます」

 大通りに面した店の窓ガラスには、支援への感謝のメッセージと、頭を下げるご当地マスコットキャラクター「くまモン」のパネルが設置されていた。スタッフによると、地震発生翌日の先月29日から来店客が増え始め、連日入場規制を実施。8月1日、2日の土日には2日間でおよそ5000人以上が来店、義援金は3日までに約1000万円に達したという。この日も開店前から80人以上が店頭に並び、入店まで1時間以上、木陰で暑さをしのいでいた。

 銀座熊本館の責任者を務める熊本県東京事務所の松岡満男次長は、取材に「売り上げは平時の5~6倍。中には被災により出荷が止まり、入荷が間に合わないものもあります。10年前の熊本地震の際にも大勢のお客さんがいらっしゃり、年間で例年の倍以上の売り上げがあったと聞いていますが、あの時は熊本全域が被害に遭ったことから物流が止まり、お店も2~3日休業せざるを得なかった。今回も物流は不安定ではありますが、幸い休まずに営業できている。昨日は月に1度の定休日でしたが、『義援金を寄付したい』と多くの方から問い合わせがありました。10年前よりもっと多くの方にご支援いただいております」と話した。

 この日も復興支援の思いを持った来店客が続々と訪れた。焼酎を買いに来たという60代の男性は「熊本の焼酎が好きで、地震の前からよく来ています」。20代の男性は「ボランティアで行っても迷惑になることもある。できることで応援したいと、義援金を寄付しにきました」と話した。店頭の大行列を見て、「義援金だけでも」と寄付をしていく人の姿も多く見られた。

次のページへ (2/2) 【写真】「銀座熊本館」の実際の様子
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