明石家さんま、板東英二さんは「すごい人生」 バイタリティーに脱帽「今やから言えるけど…」

お笑い芸人の明石家さんまが1日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(午後11時50分、通常午後10時)に出演。7月22日に慢性心不全のため86歳で亡くなった、長く親交のあった元プロ野球選手でタレントの板東英二さんを追悼した。

明石家さんま【写真:ENCOUNT編集部】
明石家さんま【写真:ENCOUNT編集部】

娘さんから訃報の連絡を受ける

 お笑い芸人の明石家さんまが1日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(午後11時50分、通常午後10時)に出演。7月22日に慢性心不全のため86歳で亡くなった、長く親交のあった元プロ野球選手でタレントの板東英二さんを追悼した。


【PR】世界の公道が舞台…ラリーの最高峰『WRC』をABEMAが全戦無料生中継

 さんまは「板東さんって、すごいバイタリティー。バイタリティーたるものや、さすが戦後すぐの時代を暮らしてきたっていうのが分からんではない。すごい人生なの。野球で頑張ってすごいのに、いろんなことをしようとして、次々にええ加減で失敗して行かはんねんけど。今やから言えるけど、『サウナやる』言うて、水道代もったいないから隣のビルから水道引っ張ってきたって言って。『それで怒られたんや』『当たり前でんがな』(って)。そういう人やねん」と振り返った。

 さらに、さんまは「昔は飴屋さんに丸太の木みたいなのがあって。それで飴をたたくんですよ。たたいて伸ばして、切って、販売するっていうのが昔のやり方。板東さんとこは貧しいから、飴屋さんがたたいたその丸太、飴屋さんが家に帰ったら、すぐダーッて走って行って、近所の貧しい子、みんな木に登って、べろべろべろって木をずっとなめとったって」と聞いた話を披露。

 村上ショージが「カブトムシみたい」とつっこむと、さんまは「本当に。『カブトムシみたいな生活してたんや』って言うて。(板東さんは)その生活ぶりを忘れない。ええように言えば」と明かした。板東夫人は良家のお嬢さんで上品といい、さんまは「いまだに不思議なのが、なんでそんな人が板東英二を選んだのか。もう訳が分からないんですよ」と話した。

 さんまは「あの身長(168センチ)で、あの世界であのレベルであっこまで勝つ(プロ通算77勝)っていうのはとんでもない」と、王貞治氏、故・長嶋茂雄さん(ともに巨人)などスーパースターと対戦したプロ野球・中日時代の実績を称賛。高校野球でも四国大会で延長25回を投げ抜き、夏の甲子園で、徳島商は準優勝だったが、板東さんは6試合で83奪三振という不滅の記録を打ち立てたと紹介した。さんまは、野球だけで生活は安泰だったはずの板東さんが芸能界入りして活躍し、事業への意欲も失せなかったことに感心した。

 村上ショージが、空き時間も保有株の動きを気にしていたと生前の板東さんについて明かすと、さんまは「損した方がうれしいねんな。『あかん、もう、わしあかんわ』言うてる自分が好きやと思うねん。手出さなきゃええだけのことなんですよ」と見解を示し、「娘さんも立派な職業についてやってらっしゃったし、何も(頑張る)あれないのに」と舌を巻いた。

 さんま、村上は正月の豪州で板東さん、元中日、阪神、楽天監督の故・星野仙一さんとプライベートゴルフを毎年行った仲。村上は、ラフからボールを出すなど、板東さんがちょこちょこルール違反をしていたと告白した。板東さんに理由を聞くと「勝ちたいんや」と言ってきたという。距離の短いレディスティーから打ちたがり、さんまがふざけて『ブラジャーをつけたら』とハードルを課すと、実際にやってきたとのこと。中日の10年後輩の星野さんには面と向かうと「監督、監督」と丁寧に接していたと笑いながら明かした。

 楽しいエピソードが尽きない板東さんだが、近年は表舞台から遠ざかっており、さんまも村上も顔を合わせていなかったという。訃報は7月28日に発表されたが、さんまは前日に娘さんから報告を受けたという。葬儀も営まれた後で参列できなかったとしたさんまは「本当にご冥福をお祈りいたします」と思いを込めながら結んだ。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください