中島哲也監督、過去作報道による最新作の公開延期をファンの前で謝罪「心からお詫びします」

映画監督の中島哲也氏が29日、都内で行われた映画『時には懺悔を』完成披露試写会に出席。本作は公開が延期された経緯があったが、中島監督がファンの前で謝罪をした。

イベントに登壇した中島哲也監督(一番左)【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した中島哲也監督(一番左)【写真:ENCOUNT編集部】

映画『時には懺悔を』完成披露試写会

 映画監督の中島哲也氏が29日、都内で行われた映画『時には懺悔を』完成披露試写会に出席。本作は公開が延期された経緯があったが、中島監督がファンの前で謝罪をした。


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 本作は、打海文三による傑作ミステリー小説を『下妻物語』『嫌われ松子の一生』『パコと魔法の絵本』『告白』など、数々の話題作を世に送り出してきた中島哲也監督が実写映画化。過去に大きな傷を負った大人たちが、重度の障害を抱える子どもたちを通して、さまざまなことに気づき思いを昇華させていく親子の絆を描いた物語。

 2025年1月に本作の公開が発表された際、一部週刊誌で中島監督の過去作での演出について報道されたことにより、製作委員会が「この度、本作品の中島哲也監督に関する過去作品の報道の件に関して」ということでコメントを発表。2025年4月には、記事内容に対して精査するという目的で、公開が延期されることが発表された。

 2026年2月に制作委員会は「中島監督過去作品の事象調査についてのご報告」ということでサイトを更新し、精査した内容を報告。その後、公開日が決定した。

 中島監督は登壇すると「私のことで映画の上映が延期され、完成と上映を楽しみに待ってらっしゃったお客さんに対して、すごく迷惑をかけてしまったこと、心からお詫びします。申し訳ありませんでした」と謝罪すると「今日、これだけ多くの方に見ていただけることになりました。信じられないぐらいうれしいです」と語る。

 さらに中島監督は「20年前に原作に出会ったとき、ほとんどの方が『シリアスすぎる』ということ、障がいを持つ子どもに映画に出ていただけるのは不可能だと否定されました」といばらの道だったことを明かすと「でもこの時代になって、若いプロデューサーやキャストの方、スタッフの方が、この企画を面白いと感じていただいて、映画化に向かってちょっとずつ進んでいきました」と語る。

 そんなかで中島監督は「僕一人が頑張って実現したことはありません。携わった人がみな、色々な方に見ていただきたいという思いがこの映画を完成させたんだと思います」と感謝を述べると「俳優さん、スタッフがものすごく魂を込めて撮影した作品です。ご覧になって喜んでいただければ」と思いを伝えていた。

 イベントには、主演の西島秀俊をはじめ、黒木華、宮藤官九郎、柴咲コウ、片岡鶴太郎、スペシャルニーズスーパーバイザーの安田一貴氏も参加した。

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