北村匠海主演×出口夏希ヒロインで『君の話』実写映画化 ティザービジュアルや特報解禁
俳優の北村匠海が主演し、出口夏希がヒロインを務める映画『君の話』が11月27日に全国公開されることが29日、発表された。併せて、ティザービジュアルや特報映像も解禁された。

11月公開、記憶をめぐる純愛物語
俳優の北村匠海が主演し、出口夏希がヒロインを務める映画『君の話』が11月27日に全国公開されることが29日、発表された。併せて、ティザービジュアルや特報映像も解禁された。
【PR】世界の公道が舞台…ラリーの最高峰『WRC』をABEMAが全戦無料生中継
本作は、2018年7月の刊行以来、重版を重ねてきた三秋縋氏による人気小説『君の話』(ハヤカワ文庫)を実写映画化。脚本は第40回向田邦子賞を受賞した『恋せぬふたり』やNHK連続テレビ小説『虎に翼』などを手掛けた吉田恵里香氏、監督は『やがて海へと届く』やABEMAオリジナル連続ドラマ『わかっていても the shapes of love』の中川龍太郎氏が務める。
物語は、孤独に生きる大学生・千尋(北村)が、不幸な過去を忘れるため、記憶を消す治療を受ける。しかし目覚めると、記憶は消えず、会ったこともない幼馴染・灯花(出口)との初恋の思い出が残されていた。作られた記憶の中にしか存在しないはずの灯花。その存在は、いつしか千尋の心を離れなくなっていく。だがある日、その灯花が現実世界に現れる。2人をつなぐ記憶は、本物なのか、それとも嘘なのかを描く、純愛ラブストーリーだ。
解禁されたティザービジュアルでは、向き合いながらも距離を感じさせる千尋と灯花の姿が写し出されている。併せて公開された30秒の特報映像は、“偽物の記憶”の中で過ごす制服姿の2人の爽やかで眩しい日々から始まり、現実世界の千尋の前に現れる灯花の姿が収められている。さらに、特報のシーンを象徴する千尋と灯花、それぞれの1ショット場面写真も公開された。
北村匠海「思い出を肯定してくれる作品」
出演者や監督、原作者のコメントは下記の通り。
○北村匠海
――2か月間の撮影振り返っていかがでしたか?
「『映画を作る』ということを、まっすぐにやれたような感じがしています。監督やスタッフさんと話し合いながら、一日一日をちゃんと過ごしていって、『こうしたほうがいいかもしれないですね』とか『ここでこうだとこうですよね』とか、独り言ではなくて、ちゃんとチーム全体で、時間をゆっくり使って撮影することができたと感じています」
――撮影中に印象に残っているエピソードを教えてください。
「初日の撮影が制服のシーンだったのですが、個人的には久々に制服を着て、鏡を見ながら『流石にもう着れないな……』と思っていたのですが、監督が僕ら2人の芝居を見てすごくキラキラした目をしていたから、信じても大丈夫と思った記憶があります」
――本作を楽しみにされている方へメッセージをお願いします。
「登場人物全員、すごく寂しさを抱えている物語です。だからこそ、『人と人ってこうやって分かり合うよね』とか、『こうやって抱きあうよね』とか、『こうやって手をつなぐよね』とか、そういった優しさがすごく詰まっている作品になっています。『あの学校生活、マジで楽しかったよな』とか、『あの時のあの恋人、忘れられないんだよね』とか、誰しもが持っている記憶の中で美化されている思い出を肯定してくれる作品になるんじゃないかなと思っています。ぜひとも映画館でご覧ください」
○出口夏希
――2か月間の撮影振り返っていかがでしたか?
「ラブストーリーは高校生役以外でやったことがなかったのですが、今回はちょっと大人な役ですごく楽しみにして現場に臨みました。撮影は本当にあっという間で、早く感じたということは楽しかったということなんだと思います」
――撮影中に印象に残っているエピソードを教えてください。
「監督と北村さんが、『灯花の役はすごく難しい役だから』と、私が灯花を演じやすいように、やりやすいように……と調整してくださっているのを見て、本当に北村さんがいてくれて良かったなと感じた現場でした」
――本作を楽しみにされている方へメッセージをお願いします。
「この映画は真冬の季節に撮影しました。冬の海やイルミネーション、肉まんを二人で分け合ったり、お家で温かい時間を過ごしたり。『君の話』は千尋と灯花の優しくて切ないお話です。2人がなぜ出会ってどんな結末を迎えるのか、皆様に劇場で温かく見守ってもらえたら嬉しいです」
○中川龍太郎監督
――2か月間の撮影振り返っていかがでしたか?
「映画の撮影は楽しいことばっかりじゃなくて、大変なことも必ずあるのですが、今回の『君の話』は、本当にずっと楽しいことばかりで終わってしまうのが寂しいなあという気持ちでした」
――現場での北村さんの印象を教えてください。
「匠海くんとは十年以上前からご一緒したいという思いがお互いある中で、今回やっと一緒にやることができました。僕も匠海くんも、演出オタクというか、演出や芝居についての話が大好きなので、ずっとそんな話をしていました。現場では『カメラの前の監督』のような感じで常にみんなを引っ張ってくれたし、僕のことも引っ張ってくれた。現場でもたくさん話をして、俳優と監督という関係を超えて、親友のような存在になれたことがとてもうれしかったです」
――現場での出口さんの印象を教えてください。
「輝きがすごかったです。出口さんともたくさん話し合いながら作りました。人としてすごく魅力的な方で、俳優としても集中力や瞬発力が素晴らしく、これから日本を代表する女優さんになっていくだろうなという感じがして、本当に貴重なタイミングで撮らせていただいたなと感じています。泣きの芝居も多くて大変だったと思いますが、常に明るく撮影に臨んでいる姿が印象的でした」
○原作者:三秋縋氏
「作家というのは自分の書いた物語の第一の読み手である一方で、それを他の作家によって書かれた物語を読むような純粋な気持ちで読むことは決してできない存在です。作品が世に出て何年経とうと、本を開いた瞬間に頭のどこかで反省会が始まってしまいます。ですが、物語が自分以外の誰かの手によって別のかたちに置き換えられたとき、僕らはそれをようやくひとつの物語として無邪気に楽しめるようになります。僕の書いた物語って僕以外にはこんなふうに見えていたんだ、と新鮮な視点で物語に触れられるようになるのです。
そういった意味では、僕は今回の映画化を通じて初めて『君の話』を体験するということになるのかもしれません。特報を観て『へえ、なんだか僕好みで面白そうな映画だな』と他人事のように思ったりしています。1人の観客として、まっさらな気持ちで『君の話』という映画と出会える日を楽しみにしています」
あなたの“気になる”を教えてください