次世代を担う5人組・MYERA、夢は「世界で一番のガールズグループ」 内に秘めた“反骨精神”

次世代を担う実力派グループとして注目を集める5人組ガールズグループ・MYERA(まいら)が6月22日に新曲『Wantcha bad』をリリースした。2025年1月1日のデビューから約1年半。今作は、次なるフェーズへと踏み出すための1曲となっている。新たな可能性が詰まった同曲に込めた思い、そしてデビューからのこれまでの期間を彼女たちはどのように見ているのだろうか。5人に話を聞いた。

インタビューに応じたMYERA【写真:Jumpei Yamada(Bright Idea)】
インタビューに応じたMYERA【写真:Jumpei Yamada(Bright Idea)】

新曲『Wantcha bad』の前に行った韓国合宿「私たちの覚悟が表れている」

 次世代を担う実力派グループとして注目を集める5人組ガールズグループ・MYERA(まいら)が6月22日に新曲『Wantcha bad』をリリースした。2025年1月1日のデビューから約1年半。今作は、次なるフェーズへと踏み出すための1曲となっている。新たな可能性が詰まった同曲に込めた思い、そしてデビューからのこれまでの期間を彼女たちはどのように見ているのだろうか。5人に話を聞いた。(取材・文=中村彰洋)

――まずは自己紹介も兼ねて、グループでの立ち位置を教えてください。

Riria「Ririaです。MYERAの脚長クイーンです!」

Yui「Yuiです。MYERAのムードメーカーです。練習中や日常でも場を明るくするのが得意です」

Himena「Himenaです。最年少でニコニコ笑顔がチャームポイントです」

Koto「Kotoです。まとめる時に前に出る役割を担うことが多いです」

Aguri「Aguriです。見た目やライブでのパフォーマンスの印象で、ちょっと強いイメージを持たれがちですが、メンバーと普段しゃべる時は結構おちゃらけたりもしています。なので、ギャップ担当です!」

――新曲『Wantcha bad』は、どういった部分が特徴の楽曲となっていますか。

Yui「『Wantcha bad』という曲名は“たまらなく欲しい”という意味で、私たちMYERAと目が合った瞬間に逃れられなくなる、もっと欲しくなってしまう。そんな楽曲になっていると思います。曲中に『Wantcha bad』というワードが何度も出てくるので、中毒性が高く、キャッチ―でエッジの効いた楽曲です」

Koto「今までのMYERAは力強い楽曲が多く、自分の中での戦いや正義感を表現した楽曲が多かったのですが、今回は“私たちとあなた”という関係性を大事にしています。そういった部分も想像ながら、聞いてもらえたらうれしいです」

Riria「“ガチャポップ”という名の通り、かなり転調も多く、振り付けやフォーメーションにもいろんなパターンがあります。そういった変化も楽しんでもらえるような表現を意識した楽曲になっています」」

――今作は、グループとしても気合の入った楽曲になっているとうかがいました。

Himena「今回は、レコーディングやミュージックビデオ(MV)撮影などを全て韓国で行いました。それに、『Wantcha bad』に向けて、どうすれば自分たちの魅力を伝えられるかということを、メンバーみんなでたくさん研究した曲になっているので、いつもよりも力が入っていると思っています」

Aguri「韓国では、撮影に向けてダンスやボーカルのトレーニング合宿もしました。4時間ずっと踊りっぱなしだったり、自分たちの歌を聴いてもらって、たくさんフィードバックをいただいたり、心身ともにハードな内容でした。MV撮影の前にそういった経験をさせていただいたので、撮影では限界を突破したような感覚でした(笑)。それも含めて、私たちの覚悟が表れていると思います」

Koto「先生方が先入観のないストレートな言葉を投げ掛けてくださいました。自分としては、デビューしてから約1年半の経験を積んできたプライドもあったので、そこと戦いながらも、プロフェッショナルの方から見たらまだまだなんだなと痛感しました。本当に基礎の部分から丁寧に教えていただきました」

“ギャップ担当”のAguri【写真:Jumpei Yamada(Bright Idea)】
“ギャップ担当”のAguri【写真:Jumpei Yamada(Bright Idea)】

Himenaは韓国合宿期間中に思い出の地を訪れる「誇らしい気持ちに」

――韓国では密度の濃い時間を過ごされたんですね。

Yui「デビューしてから、初めての合宿経験でした。滞在期間は、5人全員で同じ家に住んでいたので、レッスン後にみんなで話し合ったり、日記を書いたりもしていました」

――今作のMVは初の野外での撮影となっていますが、思い出などはございますか。

Himena「すごい新鮮でした。裸足で踊ったり、雨を降らせたり、今まで体験したことのないセットを使ってのパフォーマンスや表現だったので、楽しみながら撮影できました」

Koto「Ririaは1人だけ長袖の衣装だから暑かったよね?」

Riria「本当に汗だくでした(笑)。今回は韓国の撮影チームに撮っていただいたのですが、カット割りがすごい細かくて驚きました。MV内では演技にも挑戦していて、細かいニュアンスなども指摘してくださったので、表現の勉強にもなりました」

Aguri「撮影の時に肩を日焼けして、今も残っています。日焼けの跡を見ると『こんなに撮影頑張ったんだ』って感じます(笑)」

――韓国という地には特別な印象をお持ちのメンバーもいらっしゃるかと思いますが、いかがでしたか。

Himena「今回の期間で、偶然にもオーディション番組に出演していた時に使っていたスタジオを訪れることがあったりもして、すごく懐かしい気持ちになりました。今回は、MYERAとして、立てているということがすごくうれしくて、誇らしい気持ちにもなりました」

Yui「私は、Himenaが韓国で練習生をしていた頃にホームステイしていたお家にお邪魔させてもらいました。Himenaが昔どういう子だったかなどを“お母さん”からいっぱい聞いて、幸せな気持ちになりました」

Koto「私はオーディションに挑戦していた頃の韓国合宿のつらい思い出などがフラッシュバックしたりもします。でも、今回はMYERAのメンバーと来ることができたので、『頑張らなきゃ!』という気持ちになりました」

“ムードメーカー”のYui【写真:Jumpei Yamada(Bright Idea)】
“ムードメーカー”のYui【写真:Jumpei Yamada(Bright Idea)】

アウェーなフェスも大歓迎「私たちの魅力を突き刺すチャンス」

――5月31日に豊洲PITで開催したFC限定イベント内で、新曲を初披露されていましたが、反応はいかがでしたか。

Yui「ざわめいていました。パフォーマンス前に少しだけドキュメンタリー映像が公開されたのですが、韓国行きの飛行機の映像などもあったので、STYERA(=ファンの呼称)は『なんだなんだ』って感じだったと思います」

――デビューから1年半がたちましたが、ここまでの活動を振り返っていかがですか。

Aguri「確実にステップアップはできていると思いますが、MYERAとして、何かを残すということは、まだできていません。まずは、小さな成功を積み重ねていきたいです。MYERAの曲を世界中に届けるということを目標に掲げているので、そこに向かってひたすらに頑張るしかないという気持ちです」

Yui「もっともっと知ってもらいたいし、そんな思いを込めたのが『Wantcha bad』です。今一度、自分を見つめ直す時間を設けて臨んだ楽曲で、精神的にも体力的にも追い込んだ中で作り上げた作品になっています。この曲がたくさんの人に届けばいいなと思っています」

――会場の規模も徐々に大きくなったりと、着実にステップアップされている印象を受けますが、ここまでのライブ活動を振り返ってみていかがですか。

Koto「1年目は、MYERAの音楽というものを分かってもらうためにも、リリースに力を入れていました。また、自分たちの実力をつけるために、夏フェスやイベントへ出演することが多い1年でした」

Himena「フェスは“アウェー感”もあって、いつも緊張します。でも、MYERAを知らない人たちに、私たちの魅力を突き刺すチャンスだと思っているので、今年も全力で盛り上げたいです」

“ニコニコ笑顔がチャームポイント”のHimena【写真:Jumpei Yamada(Bright Idea)】
“ニコニコ笑顔がチャームポイント”のHimena【写真:Jumpei Yamada(Bright Idea)】

MYERAの強みは「反骨精神」

――これまでにリリースされた楽曲たちは、一貫してMYERAの世界観が表現されていました。結成当初から、現在の世界観というものを意識することはできていましたか。

Aguri「このメンバーが集まったからには、かっこいい系の楽曲をやっていく想像はできていましたが、デビューシングルの『Lie ライ Lie ライ』をもらった時は、良い意味で期待を裏切られました。本当に今までに聞いたことのないサウンドで、『自分たちにできるのかな』という思いもありました。その後の楽曲では、いろんなジャンルにも挑戦させていただいています。その中でも、自分たちが伝えたい軸をしっかりと持つことを意識するようにしています」

Koto「私もデビュー曲をもらった時の衝撃が強かったです。なので、今は何がきても驚きません(笑)。前作『Crushproof!』も、ロックサウンドですごく新鮮でしたが、今回は振り付けもスタイリッシュ。今までも、MYERAは個性を大事にしてきた楽曲が多かったと思いますが、今回はそれをさらにガチッと固めて、グループとしての色を見せる曲になっています。毎回新鮮で、楽しいです」

――活動していく中で感じたMYERAの強みをお教えください。

Riria「異なるバックグラウンドの5人が集まっている点だと思います。『絶対に世界中で活躍するぞ』という熱意がすごくあるグループだと思っています」

Aguri「いろんな経験をしている5人なので、『やってやるぞ!』という反骨精神のような思いを強く持っています。そういった部分がMYERAの色として表れていると思います」

Koto「『Wantcha bad』は『見ている人を取り込んでやるぞ!』という気持ちがこもっていて、今のMYERAをリアルに表現できています」

“まとめ役”のKoto【写真:Jumpei Yamada(Bright Idea)】
“まとめ役”のKoto【写真:Jumpei Yamada(Bright Idea)】

“MYERA会議”で深まる絆「モヤモヤをぶつけ合う」

――グループとして成長したと感じるポイントなどはございますか。

Himena「1年目は、デビューするということが初めての経験だったので、目の前のことに必死で、不安や迷いも大きかったと思います。2年目に突入して、今回はトレーニング合宿に一緒に行くこともできて、みんなで同じ目標に向かって走るということ面でも成長できたと思っています」

――同じ目標に向かって走るという意味でも、メンバー間で話し合いの場を設けることなどは多いのでしょうか。

Yui「2週間に1回ぐらいのペースで“MYERA会議”をメンバーだけで開催しています。司会者を毎回変えながら、続けています」

Koto「みんなが平等に話し合いできることを意識しています。直近2週間の反省だったり、自分が今頑張ってることを宣言してみたり、お互いの悩みを聞いたり、なんでもいいんです。そんな会議を、毎回2時間ぐらいやっています」

――“MYERA会議”がスタートしたきっかけなどはあったのでしょうか。

Koto「2年目に突入して、こんなに素晴らしくて誇りを持てるメンバーが集まっていて、何が足りないんだろうと考えた時に、みんなで濃い密度で話せる時間が必要なのかなと思い、提案しました」

――半年たっても継続されているんですね。

Yui「会議の中で、『実はこういうふうに思っていたんだよね』とか、モヤモヤをぶつけ合って、それをきっかけにさらに絆が深まっている実感があります」

“MYERAの脚長クイーン”Riria【写真:Jumpei Yamada(Bright Idea)】
“MYERAの脚長クイーン”Riria【写真:Jumpei Yamada(Bright Idea)】

目標に掲げる東京ドームは「突っ走っていくための通過点」

――改めて2年目は、どういう年にしていきたいですか。

Koto「より多くの方に知ってもらう年にしたいです。成長曲線の角度をより鋭くして、とにかくMYERAの音楽をたくさんの人に届けたいです」

――その先の目標についてもお教えください。

Aguri「先日のFCイベント内でも、東京ドームに立ちたいという話をしました。でも、それも日本で一番のガールズグループになるという目標をてっぺんに掲げて、そこに向かって突っ走っていくための通過点だと思っています。日本で一番のガールズグループになったら、次は世界で一番のガールズグループになるっていう目標も勝手に持っていますが、どうですか?(笑)」

全員「間違いないです!」

――同世代のガールズグループなどからも刺激を受けることは多いのでしょうか。

Koto「いろんなグループがある中で、MYERAもMYERAとしてのカラーを表現して、その中でMYERAを選んでくれたらなという思いがあります。そのためにも、MYERAのカラーをどんどん強くしていかなきゃと思っています。自分が一緒に戦ってきた仲間がいるグループもある中で、『このグループはこういうところがいいんだな』という視点で周りを見られるようにもなりました。そういった部分も自分の中で成長したかなと思っています」

Himena「絶対に負けない。MYERAが輝いてみせるという気持ちが強いです!」

□MYERA(まいら)Aguri、Himena、Koto、Riria、Yuiの5人からなるガールズグループ。2025年1月1日にデビュー。26年6月22日に新曲『Wantcha bad』をリリース。今後は、7月18日に北海道「JOIN ALIVE 2026」、8月1日に「テレビ朝日・六本木ヒルズ SUMMER FES」音楽LIVE、8日に「東日本大震災・九州災害復興チャリティー 2026 神宮外苑花火大会」、8月9日に茨城県「LuckyFes’26」へと出演する。(詳細は公式サイト:https://myera-official.jp/から)

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