ACEes・佐藤龍我「『Show must go on』が頭に…この事務所の血ってすごい」【ライブレポ】
STARTO ENTERTAINMENTに所属するジュニア内の5人組グループ・ACEes(浮所飛貴、那須雄登、作間龍斗、深田竜生、佐藤龍我)が12日、東京・有明アリーナで「ACEes Arena Tour 2026 “V”」東京公演の最終日2公演を開催した。全国5都市21公演を巡る同ツアーは、8月30日の千秋楽までに計23万2000人を動員予定。有明アリーナでは3日間6公演で9万人を動員した。今ツアーのテーマ“V”には、VENTURE(冒険・企て)、VERSUS(対峙・競演)、VIRAL(拡散・中毒性)、VEIN(血脈・DNA)、VANGUARD(先駆者・先陣)、VORTEX(渦・熱狂)の意味が込められている。5人はそれをなぞるように、6ブロックで構成されたステージを展開。昼公演では、約2時間30分で計23曲を披露した。

“V”に込められた6つの意味
STARTO ENTERTAINMENTに所属するジュニア内の5人組グループ・ACEes(浮所飛貴、那須雄登、作間龍斗、深田竜生、佐藤龍我)が12日、東京・有明アリーナで「ACEes Arena Tour 2026 “V”」東京公演の最終日2公演を開催した。全国5都市21公演を巡る同ツアーは、8月30日の千秋楽までに計23万2000人を動員予定。有明アリーナでは3日間6公演で9万人を動員した。今ツアーのテーマ“V”には、VENTURE(冒険・企て)、VERSUS(対峙・競演)、VIRAL(拡散・中毒性)、VEIN(血脈・DNA)、VANGUARD(先駆者・先陣)、VORTEX(渦・熱狂)の意味が込められている。5人はそれをなぞるように、6ブロックで構成されたステージを展開。昼公演では、約2時間30分で計23曲を披露した。(取材・文=幸田彩華)
会場にACEee(ファン総称)による「ACEes!」のコールが響く中、Overtureがスタート。その後、メインステージに5人が登場した。身にまとったのは、豪華な金の刺しゅうが入り、紺のチュールをまとった貴族風の衣装。早速、大歓声に包まれながら「VENTURE」ブロック1曲目で、持ち歌の『PROLOGUE』を歌い、踊った。
続けて、timeleszの『Celebration!』を披露。トロッコでアリーナを巡りながら客席との距離を縮め、嵐の『Troublemaker』で会場を盛り上げた。ヒップホップダンスナンバー『Acing out』では、スパークラーなどの特効が彩る中、キレのあるダンスで観客を圧倒した。
「VERSUS」ブロックでは、ツアーのために約半年かけて磨き上げた5人それぞれの“新たな武器”を披露した。『Acing out』で激しいダンスを繰り広げた余韻も冷めやらぬ中、ステージには佐藤だけが残った。センターステージへゆっくり歩みを進めると、静かにサックスを手に取る。艶やかな音色が会場いっぱいに響き渡り、熱狂とは一転、観客は力強くも美しい旋律にじっと耳を傾けた。
浮所と作間による『-シルクブリッジ-』では、天井から垂れ下がる真っ赤なシルクを巧みに操り、地上約8メートルの高さで命綱なしのシルクフライングを披露した。逆さまの状態での高速回転など、スリリングな技が次々と繰り出された。
「VIRAL」ブロックでは、バラエティー色で「馬コーナー」を展開。5人全員が午(うま)年生まれの“ウマ男ボーイズ”で親しまれていることから、馬の着ぐるみを頭に被って登場した。ここで行われたのは、「照れたり笑ったりした方が負け」という「照れたらイヤン 愛してるゲーム」。この日の対戦カードは、“ちゃんさく”こと作間と、“生☆生(せいせい)”こと深田。見つめ合いながら、互いの「好きなところ」を言い合った。
深田が「作ちゃんのおかげで、俺の親はいつも幸せを感じているみたい。ありがとう」と家族ぐるみの感謝を伝えると、作間も照れ隠しで応戦。なかなか決着がつかない熱戦に、ついに「接触あり」のルールが発動した。深田が作間を背後から抱きしめた状態で、「本当に作ちゃんの優しさに僕はいつも助けられています。本当に愛してるよ」と告白。これには、作間もついに耐えきれずノックアウト。深田が見事勝利を収めた。
ACEes初の自己紹介ソング『Say it! えいし~(ハート)』では、コール&レスポンスのレクチャーからスタート。メンバーの「ねぇねぇ言って! 言って! 言って!」の呼びかけに、ファンは「えいし~!」と何度も大声で応えた。
中盤のMCでは、11日放送の深田が主演・浮所が出演するテレビ朝日系連続ドラマ『夏色の雲が恋と嵐をまきおこす』(土曜午後11時)をメンバーがリアルタイムで視聴したエピソードや、グループLINEで実況していた様子など、仲むつまじいやり取りで会場を和ませた。
後半戦の「VEIN」ブロックでは、メインステージに巨大な大階段が出現。メンバーカラーのスパンコール衣装に身を包んだ5人は、帝国劇場で先輩たちから歌い継がれてきた『LET’S GO TO EARTH』を披露した。ジュニア時代を支えた帝国劇場を思わせる演出は、事務所の伝統が受け継がれていることを象徴し、エモーショナルな瞬間となった。
続けてtimelesz、嵐、NEWSなど、メンバーが思い入れのある楽曲をメドレーで畳みかけた。
「まずはデビュー」「とにかく明るい未来を」
「VANGUARD」ブロックの嵐『愛を叫べ』では、スタンドトロッコでファンの至近距離へ。ファンは「エアハグして」「指さして」といったメッセージボードを掲げて猛アピールし、メンバーも丁寧にファンサービスを返した。
浮所、作間、佐藤の3人によるダンスINTERを経て、深田がメインステージで和太鼓を力いっぱい打ち鳴らす。そこへ那須が加わり、ダイナミックなブレイキンを披露。太鼓の音とアクロバティックなダンスと融合するコラボレーションスタイルで、観客を「VORTEX」(渦・熱狂)へと巻き込んだ。
終盤になると、メンバー一人ひとりからファンへ向けた熱いメッセージを送られた。
那須「先週くらいに深田と浮所のドラマの撮影現場に行ったんです。2人がいないところで、スタッフさんやキャストさんが口をそろえて『2人は本当によく頑張ってる』『前向きな子たちだよ』と言ってくださって。すごくうれしかったし、メンバーとして誇らしかった。同時に自分も個人のお仕事をいただいた時、グループに還元できる存在でありたいと改めて思いました。この事務所の先輩方は、関わった誰もが『いい人だった』『頑張り屋さん』と仰る。それが事務所の良いところだと思っているし、先輩きっかけでここにいる方もいると思います。この事務所は、いい意味での“盾”があるなと思います。リスペクトして、ACEesの魅力をどんどん発信してみんなに好きになってもらいたいです。これからも末永く、俺たちと一緒にいろんな思い出を作ってください」
深田「本当に最高に楽しかったです。那須くんも言った通り、メンバーがドラマの現場に差し入れをくれたり、リアタイして写真撮って感想をくれたり、本当に良いメンバーに囲まれているなと日々感じています。ACEeeも温かくて、結成から1年ちょいとは思えない絆がある。去年あの時期を乗り越えた僕たちなら、今後どんなにキツイことがあっても大丈夫。メンバーとみんながいてくれるからこその“根拠のない自信”に満ちあふれています。これからもずっと僕たちの側にいてください」
佐藤「今日、すごくビジュアルのコンディションがいいんですよ(笑)。メイクさんがついてくれているおかげです、うれしい! さっき『BAD BOYS』で“騒げ~!”って言った後、実は酸欠でふらついたんです。ぶっ倒れそうになった瞬間、頭の中に『Show must go on』が流れました。この事務所の血ってすごいなと。この事務所の血を継ぎたいと思っているし、日本になくてはならないものだと思っているので、僕たちが事務所の柱になれるよう精いっぱい頑張ります」
作間「今日ここに初めて来た方も、今のACEesを目撃しているのでチームACEeeです。これから分厚い教科書ができるくらいの歴史を刻んでいきたい。いい景色を一緒に見ていきたいなと改めて思いました。1日1日を無駄にせず、まずはデビュー。皆さんと一緒にデビューしたいと思います! デビューした先を夢見ながら今日もいい眠りにつきます」
浮所「気付けば有明最終日、早いですね。何事も始まりがあれば終わりが来る。だからこそ、僕は毎日を全力でやり切りたい。終わりがあるんだったら全力でやりきろうと思うんです。コンサートの後に『幸せだった』とか『明日からも頑張ろう』と思えるような、気持ちを与えられたらいいなと思います。この事務所のアイドルってそうだと思うし、素敵だなと思います。僕は何度も言いますが、この事務所のスタイルだったり、伝統を引き継ぐことができるのは『この事務所の人間だけだ』と思ってます。なので、ACEesが引き継ごうと思っています。いつか僕たちがデビューした時、世の中に出た時、芸能界荒らしに行きましょう! 一緒に全部ひっくり返してやりましょう。だから、どうにか皆さんの力をお借りして、僕ら全力で生き抜くんで、みんなで、チームACEesで次世代のスターになりましょう! とにかく明るい未来を想像して、まっすぐ一緒に走っていきたいと思います。絶対に後悔させないので、これからも僕らについてきてほしいなと思います」
続けて、浮所が「僕たちACEes、これからもいろんな曲をいただき、皆さんといろんな感情をシェアしたい。そして、いつか何万人というACEeeの景色を見たい。皆さんにもその景色を見せたい。そんな数えきれないほどの夢を描く僕たちから最後に送る1曲です。聴いてください」と言い、新曲『真夜中のZOO』が歌唱した。
アンコールでは「ACEes!」コールに応えて5人が再登場し、嵐の『言葉より大切なもの』を全力でパフォーマンス。ラストは再び自己紹介ソング『Say it!えいし~(ハート)』を披露した。最後はメンバーが「俺たちが、we are……!」と叫ぶと、ファンが「ACEes!」と全力で応えた。同時にキャノン砲から銀テープが発射。5人とACEeeが一つになった熱狂のステージは幕を閉じた。
あなたの“気になる”を教えてください