渡辺えり、先輩・市村正親とようやく初共演 約50年越しの実現に感慨「夢か現実か」
俳優の渡辺えり、市村正親が8日、都内で行われたミュージカル『シークレットステージ』製作発表会見に参加。2人は知り合ってから約50年越しに初めて共演することになり、その思いを語った。

舞台芸術学院の先輩と後輩という関係性
俳優の渡辺えり、市村正親が8日、都内で行われたミュージカル『シークレットステージ』製作発表会見に参加。2人は知り合ってから約50年越しに初めて共演することになり、その思いを語った。
舞台芸術学院の先輩と後輩である市村と渡辺。渡辺は「市村さんとは53年間の付き合い。市村に『後輩です、見に来てください』ってチラシを初対面で渡した。そしたら本当に公演を観に来てくれて……」と初対面を回顧し、「これまで映画もテレビもバラエティーもなんにもなかった。52年の夢の先に、今日がある。夢か現実か……。現実なんですけど」としみじみだった。
「いつか共演を」と願い続けて半世紀。ようやく2人の共演が実現し、市村も会見ではうれしそうな笑顔。後輩である渡辺を「素晴らしい才能の持ち主」といい、「他の方から『えりさんの芝居の稽古は大変』と聞いている。でも僕は大変なの大好き。大変なことをやるのは生きている証拠。セリフが多くてもいい。(この作品で1人)十何役もやるんですよ。も自分でやるのは面白いし、こんなに役者冥利に尽きることはない」と難解な役も大歓迎の様子だった。
先輩・市村の脚本に期待に、渡辺は「プレッシャーに押しつぶされそう」と笑い。「70歳過ぎているのに自分の中では18歳の気持ち。(市村さんにとって自分は)ずっと後輩ですから新人のつもりで頑張りたい」と気持ちを引き締めた。さらに市村には「できるだけ疲れる芝居をしてもらいたい」とスパルタな面も見せていた。
ミュージカルの舞台は、初日を目前に控えた劇場。主演不在、トラブルの連鎖、絶体絶命の窮地……。残された4人の俳優が20役を演じ分けなければ幕は開かないという極限状態の中、19世紀イギリスの重厚な劇中劇と、現代を生きる俳優たちの葛藤がらせん状に絡み合っていく様を描く。主演を市村が演じ、渡辺は脚本・演出を担当するが自身も俳優といして出演する。
会見には中川晃教、影山優佳、東島京も参加した。本作は9月9日から24日まで東京建物 ぴあ シアターにて上演され、その後は大阪・香川・静岡・宮城・新潟公演も行う。
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