斎藤工が“齊藤工”デビュー10周年 あふれる映画愛、400日の密着ドキュメンタリー
俳優の斎藤工が“齊藤工”名義で映画制作をスタートして今年で10年の節目を迎えた。25日に「WOWOWプライム」にて、400日におよび齊藤に密着したドキュメンタリー「ノンフィクションW 齊藤工 DEAR FILMS…」とプロデュースや監督を務めた6作品が特集されることが分かった。
25日に「WOWOWプライム」でドキュメンタリー&6作品を特集
俳優の斎藤工が“齊藤工”名義で映画制作をスタートして今年で10年の節目を迎えた。25日に「WOWOWプライム」にて、400日におよび齊藤に密着したドキュメンタリー「ノンフィクションW 齊藤工 DEAR FILMS…」とプロデュースや監督を務めた6作品が特集されることが分かった。
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齊藤は2011年、東日本大震災後にシンガーとして発表したメジャー2ndシングル「サクライロ」初回盤特典の同名短編映画で初めてメガホンを取った。
30代最後の年となる今年に新型コロナウイルス禍の自粛生活を経て生み出した最新監督作「ATEOTD」(イオンシネマほかにて全国公開中)に至る10年間で、16本の作品を世に送り出してきた。
また、監督業と時を同じくして立ち上げた、より多くの人々に劇場体験を提供する「移動映画館 cinema bird 」にて、3日と4日に葛西臨海公園で8回目となる「cinema bird in 東京 2020」を開催。医療従事者とその家族を招き、ドライブインシアターを開設した。
さらに、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言下でリモート映画制作プロジェクト「TOKYO TELEWORK FILM」の企画、自粛中の映画体験の提供として特設サイト「A Takumi Saitoh Film」、俳優の井浦新、渡辺真起子とともに始動した映画館支援活動「mini theater park」の立ち上げなど、世界の新たな局面における“映画”のあり方について、迅速に反応し日々探求を続けている。
4日(日本時間5日)には、企画・原案・脚本・撮影・写真・声・総監督の映画「COMPLY+-ANCE」がロサンゼルス日本映画祭2020(JFFLA)にて「最優秀監督賞」「ニューウェーブ作品賞」をW受賞。今年は初めてオンラインで開催され、作品の上映のほかオンラインQ&Aに齊藤が登壇し、日本のコンプライアンスの現状を世界に投げかけた。
今月末には竹中直人、山田孝之との共同監督作品「ゾッキ」が第33回東京国際映画祭 TOKYOプレミア2020に正式出品が決定。現在も複数の企画が進行しているという。
そんな齊藤の映画制作10周年とWOWOWプライムでの放送を記念して、WOWOW公式サイトで本編映像が一部公開された。また、6作品への思いを語るインタビュー映像も公開されている。