朝倉海、110秒KOでUFC初勝利「自分の打撃は世界一だ」 騒然とするマカオのファンの前で「相手は誰でもいい。すぐにでも次やりたい」

第10試合では、朝倉海(32=JAPAN TOP TEAM)がキャメロン・スモザーマン(28=米国)と対戦し、1R・1分50秒でTKO勝ちを収めた。UFC3戦目、デビューから537日目にして悲願の初勝利となった。試合後のインタビューでは感極まり、「自分の打撃は世界一だと思っています」と高らかに宣言した。

朝倉海【写真:(C)Zuffa LLC/UFC】
朝倉海【写真:(C)Zuffa LLC/UFC】

感極まり涙「この試合で自分がどれだけ強いかを証明したかった」

格闘技イベント「UFCファイトナイト・マカオ」(30日、マカオ・ギャラクシー・アリーナ)メインカード 第10試合、バンタム級 5分×3R


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 第10試合では、朝倉海(32=JAPAN TOP TEAM)がキャメロン・スモザーマン(28=米国)と対戦し、1R・1分50秒でTKO勝ちを収めた。UFC3戦目、デビューから537日目にして悲願の初勝利となった。試合後のインタビューでは感極まり、「自分の打撃は世界一だと思っています」と高らかに宣言した。

 これが海の打撃の切れ味だ。開始早々にカーフキックを当て、距離をつかむと、その後も立て続けにパンチをヒット。最後は左フックで終わるコンビネーションでダウンを奪い、迫撃のパウンド。わずか110秒でレフェリーが試合を止めた。

 圧巻の復活劇に会場からは大歓声。あまりの早さに騒然となった。公式計量、入場と珍しく笑顔がなかった海だったが、ここで始めて笑顔を見せた。

 試合後のケージ内でのインタビューでは感極まった様子で「この試合で自分がどれだけ強いかを証明したかった。それを見せることができて良かったです」と英語でコメントし涙した。さらに「自分の打撃は世界一だと思っています」と高らかに宣言した。

 次戦についても「相手が誰であっても、どこでも、いつでも戦う準備はできています。すぐにでも次をやりたいです」と前を見据えていた。

 海がオクタゴンから退場する際に、観客席で見ていた朝倉未来が登場。笑顔で海に駆け寄り、グータッチ。そしてハグしていた。

 元RIZINバンタム級王者の海は、2024年6月にベルトを返上してUFCへの挑戦を表明。同年12月、フライ級に階級を落として臨んだデビュー戦では、いきなり前王者アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)とのタイトル戦という破格の待遇で迎えられたが、2R一本負けを喫した。続く昨年8月の2戦目ではティム・エリオット(米国)と対戦したが、ここでも2Rにギロチンチョークを極められ、無念のタップアウト負けとなった。

 連敗からの脱出とUFC初勝利に向け、海は今回から本来の適正階級であるバンタム級に復帰。さらに、チーム体制の強化にも踏み切った。これまでも帯同してきた柔術の竹浦正起コーチ、打撃の小倉將裕コーチに加え、新たにヘッドコーチとして、元MMAファイターであり自身もUFC参戦経験を持つ金原正徳氏を招聘(しょうへい)した。

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