元宝塚星組トップ礼真琴 卒業後初主演ミュージカルに「覚悟してミニスカートを買いました」ベティー ブープ役でチャーミングに変身

元宝塚歌劇団星組トップスターで、俳優の礼真琴の退団後初主演ミュージカル『BOOP! The Musical』が27日、東京・東急シアターオーブで初日を迎えた。同日には開幕前会見が行われ、礼が舞台への抱負を語った。

舞台への抱負を語った礼真琴【写真:ENCOUNT編集部】
舞台への抱負を語った礼真琴【写真:ENCOUNT編集部】

日本初上演のミュージカル『BOOP! The Musical 』に主演

 元宝塚歌劇団星組トップスターで、俳優の礼真琴の退団後初主演ミュージカル『BOOP! The Musical』が27日、東京・東急シアターオーブで初日を迎えた。同日には開幕前会見が行われ、礼が舞台への抱負を語った。

 本作は1930年代にアメリカで生まれ、今なお愛されるキャラクターのベティー ブープを主人公にしたミュージカル。白黒アニメの世界から現代のニューヨークに飛び出した彼女が、新たな仲間たちとの出会いを通じて「自分らしく生きること」の意味を見つけていく物語が、ブロードウェイでの初演を経て今年、日本初上演となった。

 昨年8月の退団後、初の主演舞台を務める礼は初日を迎えた思いを「緊張しておりますが、共演者もスペシャルな方々ばかりなので、皆さんと一緒にやる毎日も緊張しておりました。今日は思いっきり楽しみたいと思います」とアピール。ベティー同様の赤いミニスカートの衣装にも「きっとみんなびっくりするだろうと思っています」と、宝塚時代からのギャップに自信を見せた。

「男役芸もできるだけ封印しようと必死で、皆さんに持ち上げていただいてここまで来られて。ハッピーな稽古場でした」と話しつつ、相手役・ドゥエインを演じた松下優也と水江建太のことも「リードが上手なんです」と称賛。松下も「礼さんに『そこちゃうんちゃう』とか言われないように、一生懸命頑張っていました」と稽古場から礼のことをリスペクトしていたことを明かした。

 本作では、礼の星組時代の先輩でもある柚希礼音が、科学者のヴァレンティーナ役で出演する。11年ぶりの共演に柚希は「本当に大喜びで、感動しております」と素直に喜びを語り、礼も「ちえさん(柚希)がいてくださることで、私も元気にここまで来ることができました。舞台上ではなかなか会えないので、やっと会えた喜びを舞台でも爆発させたいと思います」と意気込んだ。

礼真琴(左)と柚希礼音【写真:ENCOUNT編集部】
礼真琴(左)と柚希礼音【写真:ENCOUNT編集部】

 稽古中も、柚希にはあらゆることを聞いていたという礼。「『明日は何を着るんですか?』から『持ち物は何ですか?』『明日はメイクしますか?』と、なんでも聞きました」と明かす。さらに、ベティーになりきるために「ベティーちゃんはずっとミニスカートだったので、ある日から決意を固めて、行ったことのないお店でミニスカートをいっぱい買いました」と話し、「でもこの先、そのスカートに出る幕があるのかは不明ですね」と笑った。

 最後に礼は「この毎日が一番楽しいです。自分だけでなく皆さんもフルセットで衣装を着て舞台に立って、映像と照明と音響がすべて合わさったワクワク感はやっぱりすごいです。(男役から)生まれ変わった気分でやっているので、声の出し方も仕草も全部苦労しました。でもカンパニーの皆さんからいっぱい盗んでこの日を迎えられて、苦労したけど幸せな時間だったと思います」と、稽古の充実ぶりに自信を見せた。

 会見には礼・柚希・松下・水江のほか、グランピー役の大澄賢也と東山義久、演出・振り付けのジェリー・ミッチェル氏も出席。東京公演は6月21日まで、その後7月4日から22日まで大阪・梅田芸術劇場メインホールで、7月30日から8月16日まで福岡・博多座で上演される。

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