181cmのレスラーHANAKO、額切り裂かれる大流血も「快感」 鈴季すずが震えるほどの“異常なハードコア適性”
スターダムのHANAKOは、181cmという身長からパワフルな攻撃を繰り出し、その試合ぶりは誰もが認めるポテンシャルを感じさせるレスラーだ。デビューから3年ちょっとが経過した4.26横浜アリーナ大会では、舞華と組み鈴季すず&山下りなとハードコアルールで対戦。大流血に追い込まれるも、そのハードコア適性を大いに発揮した。HANAKOへのインタビュー後編では、鈴季の話を交えながらハードコアについて、そして今思っていることを聞いた。

大流血は、一瞬やばいと思ったが途中からあまり気にならなくなった
スターダムのHANAKOは、181cmという身長からパワフルな攻撃を繰り出し、その試合ぶりは誰もが認めるポテンシャルを感じさせるレスラーだ。デビューから3年ちょっとが経過した4.26横浜アリーナ大会では、舞華と組み鈴季すず&山下りなとハードコアルールで対戦。大流血に追い込まれるも、そのハードコア適性を大いに発揮した。HANAKOへのインタビュー後編では、鈴季の話を交えながらハードコアについて、そして今思っていることを聞いた。(取材・文=橋場了吾)
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4.26横浜アリーナ大会。HANAKOは舞華と組み鈴季すず&山下りなとハードコアルールで対戦し、缶の切れ端で額を切り裂かれた。HANAKO自身最大の流血に見舞われ敗北を喫するも、その戦いぶりは大きな反響を呼んだ。
「顔に打撃が当たって鼻血を出したことはありますけど、(額から)こんなに血が出たことはなかったので、一瞬やばいと思ったんですけど意識は大丈夫でした。(筆者「すごい流血量でしたよ…」)やっている本人としてはそうでもなくて、意外に。途中からはあまり気にならなくなりました。また、やってみたいですね、ハードコアは」
対戦相手だった鈴季に、HANAKOと出会ったときの印象を聞いてみた。
「レスラーとしてのポテンシャルはめちゃくちゃ高いなと思いましたし、(身長の高さは)自分にはないものですから。(プロミネンスのときには)有刺鉄線ボードも一緒に作ってくれましたね」
そのHANAKOと壮絶なハードコアマッチを行ったことについては、どう思ったのか。
「(ハードコア適性は)めちゃくちゃあると思いますよ、正直。昔からデスマッチやハードコアが好きでたくさん見てきたんだろうなと思いますが、私も山下(りな)さんみたいに愛を持ってハードコアとかやっている身として、HANAKOから愛を感じましたね。あれだけ自分から血が出たら、普通ちょっとビビるじゃないですか、人間の本能的に我に返るというか。『やばっ』みたいにならずに、どんどんどんどんテンションが上がっていくのを見て、HANAKOはハードコアに向いているなと思いました。相手が血を出すと、こっちも楽しくなってテンションが上がりますし、どんどん向かってきたら面白いですし、やってやるぜという気持ちになりますよね」
今後、HANAKOと戦うことはあるだろうが、組む可能性もあるのだろうか。
「私は(HANAKOから)やりたいって言われたらやりますよ。よく言われるんですけど、何かあるたびにデスマッチで決着つけろと。相手がやりたいんだったら、私はウェルカムだよと。でも、別にやりたくない相手とやる必要はないですから。HANAKOがどう思っているかによりますけど、場外のテーブルに向かってパワーボムを出すみたいな攻撃……人を人と思っていない攻撃をしてくる怖さもあるので、面白くなると思いますよ。だからこそ、組むより戦っている方がいいかな」
そしてHANAKOの性格も分析してくれた。
「HANAKOは戦っていて面白いですし、あれだけ試合もすごいしポテンシャルも高い、実力もあるのに自信がない感じが見えるんですよね。ずっと言っているんですけど、なんでそんなに自信がないんだって。まだまだ、一つ二つ抜けられるような気がするんですよね。まだ殻を破れるような気がするので、それは隣に立っていたら見えないものなんで戦っていきたいですね」

赤いベルトを巻きたいという気持ちは大きいが、獲るなら強い先輩から勝って巻きたい
改めてHANAKOにハードコアの魅力を聞いてみると、熟考してからこう答えた。
「ハードコアは刺激的でいつもと違うテンションの上がり方をするんですけど、自分的にはすずさんと山下(りな)さんの試合をお客さんとして、またセコンドとして見ていたときから、すごいカッコいいなって思っていたので、憧れの部分が大きいですね」
4.26横浜アリーナ大会では、玖麗さやかが上谷沙弥の持つワールド・オブ・スターダム王座(以下、赤いベルト)を奪取。デビュー2年4か月で団体の頂点に立つ偉業をやってのけた。HANAKOは先を越された形になったわけだが、その心中は……?
「うーん……。まあ、悔しいは悔しいなと思いました。玖麗とはフューチャーを賭けて戦ったこともなくて。(玖麗は)デビューのときから上谷(沙弥)さんとは縁が深くて、そのストーリーの中に赤いベルトがあったという感じですかね。自分が練習生のときからほしいと思っていた赤いベルトとは別物というか。本当に強い人たちが、すごい戦いをして獲った、というのが赤いベルトのイメージで、本当に雲の上のような存在だったので。それが今は、そういう感じがしないのが正直なところです」
とはいえ、スターダムのリングで戦う以上、赤いベルトを目指している気持ちは持っている。
「もちろん赤いベルトを巻きたいという気持ちは大きいですよ。でも、獲るならやっぱり強い先輩から勝って巻きたいですしね。その赤いベルトを巻いて、団体もプロレス業界も引っ張っていけるようなチャンピオンを目指したいです。舞華さんがベルトを獲ったら、そのときに挑戦します」
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