小野田少尉を描いたカンヌ反響の話題作 遠藤雄弥と津田寛治が明かす「大冒険」の撮影秘話
俳優の遠藤雄弥と津田寛治が主演した仏独伊ベルギー日本合作映画「ONODA 一万夜を越えて」(アルチュール・アラリ監督)が10月8日に全国公開される。太平洋戦争終結後もジャングルに残って生き抜き約30年目に生還した小野田寛郎(おのだ・ひろお)旧陸軍少尉の壮絶な日々と孤独を描いたヒューマンドラマ。その生き方をアラリ監督は“狂気”と“理性”という言葉で表現している。カンボジアで撮影を続けた2人にこの映画の魅力を聞いた。