唐田えりか、満員客席からの「おかえり」の声に涙 報道陣の問いかけには無言で会釈

女優の唐田えりかが26日、都内映画館で行われた主演映画「の方へ、流れる」の初日舞台あいさつに登壇した。映画主演は3年ぶりで、久々にファンの前に姿を見せた唐田は「自分のダメなところや弱いところと向き合っている中で、向き合ってくださる方がいて、今こうしてここに立てていると思っています」とあいさつし、あふれる涙をこらえきれなかった。

舞台あいさつに登壇した唐田えりか【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登壇した唐田えりか【写真:ENCOUNT編集部】

3年ぶり主演映画舞台あいさつは完売御礼

 女優の唐田えりかが26日、都内映画館で行われた主演映画「の方へ、流れる」の初日舞台あいさつに登壇した。映画主演は3年ぶりで、久々にファンの前に姿を見せた唐田は「自分のダメなところや弱いところと向き合っている中で、向き合ってくださる方がいて、今こうしてここに立てていると思っています」とあいさつし、あふれる涙をこらえきれなかった。

 新鋭・竹馬靖具監督が、主演に唐田と遠藤雄弥を迎え、曖昧な会話の中に真実を探り合う男女の(恋愛)映画として完成させた「の方へ、流れる」。会社を辞め、姉の雑貨店で店番をする主人公・里美を唐田が、そこに現れる恋人を待つ男・智徳を遠藤が演じている。

 コロナ禍で出演作品の公開延期が繰り返された唐田にとって、同作は3年ぶりの主演作品となる。この日の舞台あいさつは完売御礼。満員の客席を前に、唐田はシックなワンピース姿で登場。司会からあいさつを求めらると、緊張からかしばらく話し出すことができなかった。すると、客席からは「おかえり」「復活おめでとう」という声が。唐田は涙を流しながら感謝を口にした。

 その後も言葉を詰まらせ、何度も涙をぬぐいながら舞台あいさつに参加した唐田。だが、作品についての話が進むにつれ、徐々に表情は明るくなっていった。特に、W主演の遠藤から「才能の塊」と絶賛された後は頬を赤らめて恐縮。元気な姿に、ファンは安堵していた。

 この日参加したW主演の唐田、遠藤と加藤才紀子、竹馬監督が勢ぞろいしたフォトセッションでは、報道陣から笑顔を求められてにっこりと笑みを浮かべる場面も。舞台あいさつ終了後は報道陣からいくつか質問が飛んだが、唐田は答えることなく会釈して会場を後にしていた。

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