NHKが21日、「第72回紅白歌合戦」の出場歌手の曲目を発表した。そんな中、紅組で出場する石川さゆりが歌唱予定の「津軽海峡・冬景色」に注目が集まっている。実は、2007年の第58回に「津軽海峡・冬景色」を披露してから、「天城越え」と毎年交互に披露中。今年も“ローテーション”を守った形になったのだ。

NHKは19日、今年の大みそかの「第72回NHK紅白歌合戦」の出場者を発表。出場歌手は43組で、女優で歌手の上白石萌音や、女性6人組グループ・BiSH、布袋寅泰らの初出場が決まった。初出場は紅組が4組、白組が6組となった。

東日本大震災から10年となる11日、石川さゆり、中村雅俊、千昌夫、福田こうへい、AKB48らが、未来に向けて名曲を歌い継ぐ「BSテレ東 歌のエール」（BSテレ東系、午後6時54分）が放送される。

大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」(午後7時30分～)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールほかで行われ、37年連続43回目出場の石川さゆりが登場した。

現在放送中のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に、主人公・光秀(長谷川博己)を温かく見守る母・牧役で出演している石川さゆり。27日に放送された第25回「羽運ぶ蟻(あり)」では、牧は故郷である美濃に戻り、伝吾(徳重聡)らと再会を果たす。