元タカラジェンヌ・早花まこが見たスターたちの“その後” 退団後の今だから感じる「自由の怖さ」
3年前に宝塚歌劇団を卒業した早花まこが、元タカラジェンヌらにスポットをあてた書籍『すみれの花、また咲く頃―タカラジェンヌのセカンドキャリア―』(新潮社)を3月1日に上梓した。長い人生の中で、舞台に立つことができる時間はわずか。卒業後の不安から先輩らに退団後の心構えについてたずねていったという。俳優、大学生、外国人技能実習生の支援など、それぞれの道に進んだ9人は、在団中と同じように悩み、自分だけの道を切り開いていた。早花は「宝塚卒業後も心が熱くなる人生が続いていた。人生の土台を作ってくれた宝塚に恩返しができるよう、私も自分の可能性を広げていきたい」と思いを込めた。