10月16日から全国403館(IMAX 38含む)で初日を迎えた「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の12月27日までの73日間の興行成績が動員2404万9907人、324億7889万5850円を記録した。日本映画の歴代興行収入トップの「千と千尋の神隠し」(宮崎駿監督、2001年)が持つ「316億8000万円」を上回った。公開から約2か月での歴代1位到達の快挙となり、映画史に名を刻んだ。

「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の13日までの59日間の興行成績が2253万9385人、302億8930万7700円を記録し、興行収入歴代2位をマーク。一方、歴代1位の名作「千と千尋の神隠し」はリバイバル上映の売り上げを換算し、従来の308億円から316億8000万円と新たに上昇した。米メディアでは「来週には興行収入で『千と千尋』を抜くと予想されていた」「あと少しの躍進が必要」と分析している。

大ヒット中の「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の10日間興行成績が動員798万3442人、107億5423万2550円を記録。公開から10日間での興行収入100億円突破は、日本で上映された映画で最速記録となった。世界的大ヒットを記録した名作「千と千尋の神隠し」もしのぐ快進撃に、ブラジルメディアも「素晴らしい理由で国際的なスポットライトを浴びた」と称賛している。