全国旅行支援で一部混乱 兵庫県地域クーポンに苦情、怒る利用客「最終日に紙くずに」
政府による観光需要喚起策「全国旅行支援」が始まってからおよそ1か月半。国内各地の観光地では開始直後から予約が増加し、空港や有名ホテルは大勢の観光客であふれている。旅行サイトによっては予約受付を再開しており絶好の機会を逃すまいとする観光客の関心を集めている。その一方で、全国旅行支援によって発行されている地域クーポンの有効期限が自治体によってバラバラになっており一部で混乱を招いている。特に兵庫県は有効期限が「チェックイン日または旅行実施日から3日間」(公式HP)となっており、3泊4日以上の旅行を計画している観光客にとってはチェックアウト日にクーポンが使えず、廃棄するケースが相次いでいるという。ホスピタリティーの観点、またリピーター獲得の機会逸失という点から見ても議論を呼びそうだ。