ブルーノ・マーズがジャンルレスな音楽を作れるワケ 幼少期の家族バンドと裏方時代
4年半ぶりに来日公演を行っている米歌手のブルーノ・マーズ。2010年のデビュー以来、グラミー賞を15回獲得するなど世界的な人気を誇っている。ブルーノ最大の魅力・武器は、その音楽性が「ジャンルレスであること」と言えよう。ロック、レゲエ、ポップス、バラード、ソウル、ファンク、アコースティック、オーガニック、90年代R&B、ニュー・ジャック・スウィング、フィラデルフィアソウル、ミネアポリスサウンド……と、とにかく音楽の幅が広い。ブルーノ自身も「それが僕のパーソナリティー」と語っている。では、この幅広い音楽性はどのように身についたのだろうか。それは彼のルーツをひも解くことで納得できるだろう。