東京2020から1か月 改めて検証する母国開催の意義 選手の肉声を間近で聞いて感じたこと
東京2020が9月5日のパラリンピック閉会式で幕を閉じて、1か月が過ぎた。新型コロナウイルスの第5波がピークアウトしたとされる今、開催意義が問われた大会を改めて振り返る。出場する選手や現場で働く関係者は、葛藤と闘いながらそれでも懸命に成功を目指した大会でもあった。東京五輪、東京パラリンピック両方に携わったスタッフは、当初大会開催に複雑な思いを抱きつつも、最後は喜びに変わったと話す。そのきっかけになったパラリンピックの出来事とは?