「がんよりもある意味恐ろしい」800人以上を診てきた医師が語るコロナ“後遺症”
日本で新型コロナウイルスの感染が確認されてから1年。最近では、コロナ治療を終えた後も続く後遺症の存在について語られるようになった。体を起こすことができないほどの倦怠感や、言葉でうまく説明することのできない体の不調などがそれに当たる。そんな“コロナ後遺症”に苦しむ人たちのために、東京・渋谷で「新型コロナウイルス後遺症外来」を掲げ、オンライン診察を含めて北海道から沖縄、米国に住む患者さんの治療にあたっている「ヒラハタクリニック」の平畑光一院長に“コロナ後遺症”の実情について、話を聞いた。