新人監督の心を動かしたオダギリジョーの言葉 映画「ぜんぶ、ボクのせい」に込めた思い
全国公開となった映画「ぜんぶ、ボクのせい」(配給:ビターズ・エンド)。監督・脚本は本作が商業デビュー作となる松本優作が手掛けた。幼い頃から養護施設で育った孤独な少年が人々と出会い、絶望の果てに希望を見出す物語。過去には真正面から社会問題と向き合った自主映画「Noise ノイズ」をはじめ、松本がこれまで手掛けてきた作品には現代社会で生きていくことの難しさがリアルに描かれている。海外でも高い評価を受ける駿才は、一見近寄りがたい風貌だが、どこまでも真っすぐで穏やかで24時間ずっと映画のことばかり考えている若者だ。そんな期待のニューカマーの素顔に迫った。