盗撮ハンターは「自警団でもなんでもありません」 加害者狙う“もう1つの犯罪”、専門家が明かす実態
犯罪行為の「盗撮」を巡り、盗撮の加害者をターゲットにした“もう1つの犯罪”が問題化している。盗撮行為を見つけて接触し、金銭を脅し取る「盗撮ハンター」だ。今年8月1日には、女性を盗撮した男性に「会社にバレたらクビだよ」などと言い寄って現金100万円を脅し取った疑いで男3人が警視庁に逮捕されたニュースが注目を集めた。盗撮行為は言語道断だが、加害者のやましさにつけ込むハンターの実態とはどのようなものなのか。盗撮事件に詳しいレイ法律事務所の河西邦剛弁護士がENCOUNTに寄稿文を寄せた。