不条理感じるZ世代のための学びの場 俯瞰的思考力を養うリベラルアーツの可能性とその先
地球の自然環境が持続していくために、何かアクションを起こす時間が残されている最後の世代とも言われるZ世代。コロナ禍の今、さまざまなことを制限され、政治や環境問題に関心を持ちつつも、それに対する考えを深め、発信する場がないという若者も多い。そんな若者のための環境教育「KOTOWARI 会津サマースクール」が今夏、福島・南会津で開催される。主催者の青木光太郎氏が目指すのは、参加者が自己と世界の関係から問題を俯瞰的、本質的に捉える「リベラルアーツ」の思考法で、気候変動などの環境問題を理解すること。リベラルアーツとはいったいどのようなものなのか、本場米国のウェズリアン大学で学んだ青木氏に聞いた。