【映画とプロレス #12】「ファイティング・ファミリー」ザ・ロックが惚れたプロレス団体WAWに潜入
「ファイティング・ファミリー」(19年)は、いまや映画界ナンバーワンの稼ぎ頭となった“ザ・ロック"ドウェイン・ジョンソンの発案、プロデュースによって映画化された実話である。撮影のため訪れていたロンドンで偶然目にしたテレビドキュメンタリー「The Wrestlers:Fighting with My Family」に共感し、映画にすることを思いついたのだ。ロック様にプロレス心を思い出させたこの番組は、英国に実在するプロレス団体WAW(ワールド・アソシエーション・オブ・レスリング)と団体を運営する家族の姿を追っていた。