【人気TikToker直撃第6弾】“分かりやすくて深い”独自の歌詞描写 次世代歌手が放つ魅力

「最初に自分の中でテーマを決めたら、わりとすぐに降りてきます」

 カバーから始まり、シンガー・ソングライターとしてオリジナル曲を作るようになったもさを。の楽曲制作は詞先なのか、曲先なのか、とても気になるところだ。

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「基本的にカバーだったけど、自分も音楽を届けたいとか、いろんな人に聞いてほしいという気持ちが生まれてきて。歌詞から書く場合もあるんですけど……。コードを作りながら、思い浮かんだ歌詞を連想していく形で作ってます。『ぎゅっと。』はそういう感じです。最初に自分の中でテーマを決めたら、わりとすぐに降りてきます」

 オリジナル曲「ぎゅっと。」は冒頭でも書いた通り、SNS上で拡散され、多くのリスナーに波及する形となった。そのきっかけでもあるTikTok投稿のいきさつについても聞いた。

「弾き語りをやっている友達がいるんですけど、その友達がTikTokに投稿していたので、僕もやってみようかなって。今、多くの人が使っているので。たくさんの人に聴いてもらえる場所だと思ってます」

 自分が作った楽曲がたくさんの人の耳に触れることは、いちアーティストとしてこれ以上に喜ばしいことはないだろう。自身の楽曲がバズッたことについては、どんな風に受け止めているのか。

「正直ビックリしてますね。まさかこんなに反響をもらえるとは思ってなかったので。やっぱり人それぞれにいろんな思いがあるし、自分が伝えたい思いとは別の思いもあったりするので、音楽ってすごいなあと改めて思いました。僕の作る曲がこういうものだよって、周りに広めることができたので、作って良かったです。アーティストさんはそれぞれメロディーラインだったり、歌詞の世界観だったり、伝えたいことがあると思うんですけど……。僕の伝えたいことを少しでも伝えられたのかなって」

次のページへ (3/4) コロナ禍の中で作ったタイムリーな歌詞とサウンド
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