タレントの古坂大魔王が17日、テレビ＆ビデオエンターテインメント「ABEMA(アベマ)」の「ABEMA NEWSチャンネル」で放送しているトーク番組「NewsBAR橋下」に出演し、第2子の出産予定に伴い、育休獲得を宣言した。

　古坂は、今年6月に妻でタレントの安枝瞳の第2子妊娠を報告しており、まもなく第2子の出産を控えている。番組の中で、MCを務める橋下徹氏と男性の育児休暇についてトーク。その中で、「第2子が生まれるのですが、レギュラーも休んで育休を取ろうと思ってます」と発言した。どうして育休を取得しようと思うのか、その理由を橋下氏が古坂に尋ねると、「奥さんの気持ちを大事にしようと思いました。1人目が生まれた直後に仕事でフランスに行くことになってしまい、奥さんに大変な思いをさせてしまいました。生んでから最初の6か月が精神的に大変な時期だと思うので、2週間と短いですし、意味もないかもしれませんが取らせていただこうと思っています」と思いを語った。

　その後、古坂はSNSに寄せられた声などにも答える中で、「何だって『ベスト』は難しい。『ベター』を積み重ねてトータルでベストに近づけて行くのが良いのでは？　何よりもやってみた！　それからまた考えればいい。」と語った。コメントでは「素敵な決断だと思います」という応援する声や「時短で働ける環境で日頃から子育てできる環境の方がいいと思う」など、男性の育児への関わり方に関する提言などさまざな声が寄せられた。

　芸人の育休取得という試みが、男性の育休が取りやすくなる社会、その空気づくりへとつながるか。今後の取り組みにも注目が集まる。