有村架純『GIFT』出演で新たな発見 12年前の作品に「あれって、こういうことだったんだな」

俳優の有村架純が出演するTBS系連続ドラマ『GIFT』(日曜午後9時)の第3話が26日に放送される。堤真一が演じる主人公・伍鉄文人が本格的にチームのコーチとして動き出す中、登場人物たちに深く関わる有村のオフィシャルインタビューが届いた。

霧山人香を演じる有村架純【写真:(C)TBS】
霧山人香を演じる有村架純【写真:(C)TBS】

普段の明るさと内面の影――人香の“人物像”

 俳優の有村架純が出演するTBS系連続ドラマ『GIFT』(日曜午後9時)の第3話が26日に放送される。堤真一が演じる主人公・伍鉄文人が本格的にチームのコーチとして動き出す中、登場人物たちに深く関わる有村のオフィシャルインタビューが届いた。

 本作は、車いすラグビーを舞台に、難問だらけの弱小チームと出会った孤独な天才宇宙物理学者が、チームの抱える多くの難問の答えを導き出しながら、本気で心と身体をぶつけ合うことで、仲間や家族の大切さを知っていく“愛と絆”のギフトの物語。

 有村が演じるのは、取材を通して車いすラグビーやブルズと深く関わっていく雑誌記者の霧山人香。主人公の宇宙物理学者・伍鉄や輝きを失ったブルズのエース・宮下涼(山田裕貴)たちとの出会いがきっかけとなり、自身の抱えているトラウマにも向き合うことになる役どころだ。

 ブルズとの関わりを深めていく中、変化していく人香を演じる上で意識していること、本作ならではの現場の雰囲気、今後の注目ポイントなどを語った。

――人香は、過去のトラウマから逃げるように普段は明るく振る舞っている、という役どころですが、演じられる上で、表情や言い回しなどで工夫されている点はありますか?

「人香は伍鉄さんの話を受けて『それはなぜですか?』と、深掘りするところから物語が展開していくような場面も多いので、例えば『すごい』という同じセリフが複数ある時は、どういうふうに感情を乗せながら、毎回違うリアクションをしていこうか、といったところを工夫しています。

 トラウマを抱えている点については、物語が進むにつれて、普段見せている明るさと内面に抱える影の部分が交わっていくようなキャラクターになればと思っていて。影のあり過ぎるキャラクターになってしまうのは少し違うかなと思ったので、そこはあまり深く意識せずに、監督とも話し合いながら(影のある部分の)出し方を調整しています」

野球部マネージャー役から12年――経験を積み新たな“気づき”

――これまでもさまざまな役と向き合ってこられたと思いますが、人香を演じられる中で、初めて挑戦されたことや新たな発見、難しいと思われたところはありますか?

「12年ほど前に、『弱くても勝てます』(日本テレビ系)という作品をやらせていただいた時、弱小の野球部のマネージャー役だったのですが、そこからあらゆる経験を経て、今回再びみんなで一つの方向に向かって成長していくような物語に久々に携わらせてもらい、あの時には技術面でできなかったことが、『あれって、こういうことだったんだな』と振り返ってみて、分かることがあったのは新たな発見でした」

――12年前と比べて、具体的にどのようなところで自身の成長や変化を感じたのでしょうか?

「当時は自分自身の役を考えることで精いっぱいで、キャストの皆さんとも深くお話をすることもあまりありませんでした。今では監督の求めていることをはじめ、いろいろなことを察知できるようになったので、そういった部分での変化は感じています」

“にぎやかさ”や“純粋な思い”が同居する撮影現場

――車いすラグビーは年齢や性別も異なる方々が平等な条件の下でぶつかり合うスポーツですが、本作でも同様にさまざまなキャラクターが登場します。撮影現場はどのような雰囲気なのでしょうか?

「世代を超えてみんなで一緒にいるような、とてもにぎやかな雰囲気です。

 一方で、若いキャストの方々が思っていた表現ができなかったとすごく悔しい思いをされている姿を目にした時には、山田さんたちと『私たちにもこんな時期があったよね』と言いながら見守るなど、そうした純粋な気持ちにもなる現場でもあります。

 また、(久保田一信役の)ノボせもんなべさんのように、常に現場を明るく盛り上げてくださる気遣いの方が側にいてくださるので、撮影以外のところでの刺激もたくさんいただいています」

――車いすラグビーの試合も実際に観戦されたり、撮影を通して競技への理解も深めていく中で、そこから受けた刺激や影響などはありましたか?

「障がいのある・ない、というところで何か違いがあるということではなく、それぞれが信念を持って、車いすラグビーに魅了されて始められた方がたくさんいらっしゃいますし、そういった思いの強さのようなものは、実際に指導に入ってくださった峰島(靖)さんたちを見ていても感じました。そこからも多くの勇気をいただいています」

「ブルズのみんなの心に変化が…」第3話の見どころは?

――これまで放送された第2話までの中で、記憶に残っているシーンや見返してほしいシーンはありますか?

「第2話の涼さんと(朝谷)圭二郎(本田響矢)の対決シーンはぜひ見返してほしいです。圭二郎というエッジの効いた刺激的なキャラクターが入ってきて、エースの座をかけて涼さんに勝負を挑むところは、物語の序章としても大きな見どころの一つになっていたと思います」

――第3話からは、人香とブルズの選手たちとの関係性にも注目が集まりそうです。

「人香と圭二郎との関係性にも注目していただきたいです。圭二郎のがむしゃらで力強く前に進もうとする姿に、人香は強く背中を押されたりもするので、人香にとってのキーパーソンのような存在になっていくと思います」

――最後に、第3話からの見どころを教えてください。

「第3話は、ブルズのみんなの心が少しずつ変化していくきっかけとなる大事な回です。伍鉄さんの言葉をチームのみんながどのように受け止めて、圭二郎という新たなキャラクターの登場で、みんながどのように変わっていくのか、今後の新しい展開を予感させるお話になっていると思います。

 また、それぞれのキャラクターたちの細部にも注目していただきたいです。本当に細かいところまでキャストの皆さんが一生懸命に考えられていて、そういった要素が所々にちりばめられているので、ぜひ注目して見ていただけるとうれしいです」

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