蓮舫氏の息子・村田琳、挫折を知った芸能界 2世タレントとして「使える武器は使う」

いずれは自分の名前だけで出られるようになりたいと語った村田琳【写真:荒川祐史】
いずれは自分の名前だけで出られるようになりたいと語った村田琳【写真:荒川祐史】

今後の活動へ決意「いずれは自分の名前だけで出られるようになりたい」

 母だけでなく、父の勧めで始めたラグビーが俳優の仕事につながった。「コンタクトスポーツが好きじゃなくて、ずっとスクラムハーフというボールをさばくポジションをやっていた。幼稚園から始めましたが、一度も楽しいとは思わなかった」というラグビーだが、昨年、池井戸潤原作、福澤克雄監督という“半沢タッグ”のもと、ドラマ「ノーサイド・ゲーム」で役者デビュー。本格的なラグビー経験があるということが大きく評価されたが、現場は予想を上回るものだったという。

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「出演者がラグビー経験ありというより、ラガーマンが役者をやってるという方が正しい。ガチの選手が来ていて、僕もだいぶ体重を増やしたんですがそれでも大人と子ども。結局マネジャー役でしたが、すごく厳しい現場でした。1日、2日かけて撮影したシーンが本編では一瞬。正直、演者としてはもっと見てほしいと思いますが、あの1シーンにあれだけの役者と演出を注ぐからこそ映像としてのすごみが出るんだなと」

 何が役に立つか分からない、どんな縁が仕事につながるか分からない。今はそんな答えのない世界に魅了されている。「芸能界が面白いのは、菅田将暉さんのまねをしたところで菅田さんになれるわけじゃないところ。でも、菅田さんがどれだけ頑張っても蓮舫の息子にはなれない。今はすべて母の肩書のおかげでお仕事をいただいてますが、いずれは自分の名前だけで出られるようになりたい」

 芸能界の荒波に果敢に挑み続ける村田。後編では母・蓮舫氏の意外な素顔や両親の離婚についての真意を語る。

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