元NHKアナウンサーで「紅白歌合戦」の総合司会を6年連続で務めたフリーアナの宮本隆治がYouTuberになる……!?

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　宮本がこのほど、都内で取材に応じ、8日に70歳の誕生日を迎えるにあたり、YouTubeを始めることを明らかにした。チャンネル名は「宮本りゅうじチャンネル」。宮本は、YouTubeを始める理由、チャレンジしたい企画のほか、70歳という節目の年ではあるが、自身を永遠の25歳と言い、アンチエイジングのための心得も語った。

　70歳の心境を宮本にたずねると「昭和25年生まれですので、昭和25歳。私は自分自身に永遠に25歳と言い聞かせています。25歳の気概のままでいこうと思っています」と切り出した。続けて「自分自身で作りました。宮本隆治のアンチエイジング『は』『ひ』『ふ』『へ』『ほ』。テレビに出る私の心構え。『は』は髪(はつ)、髪の毛、髪はあった方がいい。『ひ』は肥満にならないようにしよう。『ふ』服装は清潔感のあるものを着る。『へ』は変化。自分自身を変化させていこう。『ほ』は歩。1日に1度は必ず歩き、歩く姿も猫背にならないようにしています」と紹介した。YouTube開設は「へ」の変化からつながっていると紹介した。

　何かきっかけはあるはずだが。宮本は自身が出演するCMに使用する動画の撮影もきっかけの1つとし、もう1つは宮本と懇意にしている大物歌手の存在を挙げた。宮本は1995年から2000年まで「NHK紅白歌合戦」の総合司会を務め、「思い出のメロディー」「NHK歌謡コンサート」「のど自慢」のほか、現在は歌謡ポップスチャネルの「宮本隆治の歌謡ポップス☆一番星」の司会を務めている。歌手の友人も多い。

　宮本は「同い年のゲストの八代亜紀さんが8月29日の誕生日を記念してYouTubeとブログを始められたんです。大変失礼ながら自動券売機で切符も買えない方が、回転ずしにも行ったことがない方が、携帯電話も持っていない方が始めたんです。『え～っ』と驚きました。で、『楽しいわよ。始めなさいよ』と、背中を押されました。YouTubeなどのSNSから1番遠いと思っていた八代さんが大きなきっかけです」と笑顔で説明した。