まんじゅう大帝国、映画デビューも凄いセリフ量に「正直、台本を読むのが怖かった」

「お芝居の世界もお笑いの世界もやっていきたい」と竹内は語る【写真:ENCOUNT編集部】
「お芝居の世界もお笑いの世界もやっていきたい」と竹内は語る【写真:ENCOUNT編集部】

マネジャーである八木監督は「人を売っていくことが武器」

――マネジャーである八木監督はどんな人ですか?

軽トラからセンチュリー、バイクにバギー…大御所タレントの仰天愛車遍歴(JAF Mate Onlineへ)

竹内「監督としても優しいし、丁寧。この人が監督のおかげで、できたことは何度もあったんです。何年もマネジメントのプロとして、人を売っていくことが武器になって、すごい人だなとちょっと思いました」

――漫才と比べて、映画はいかがですか?

田中「漫才がどれだけ楽かと思いましたね(笑)。漫才はネタ作りの段階から2人ですから。映画はすごい人数の大人が携わっていて、これを上手くいかせる方が難しいよなって思いました。だから、漫才を頑張ろうと(笑)。この現場を見たら、ボケもツッコむのも簡単だよってね(笑)」

――普段の漫才はどんな風に作っていますか?

田中「僕が作って、竹内が気に入ったら……という感じです。気に入らなそうな顔をしたら、引っ込めてボツにしたり、ちょっと直したり」

――この映画を機に俳優業もやっていく?

竹内「まずは顔を覚えてもらいたいですね。それがお笑いにも繋がるし、できることを全部やっていきたいです。その大きなきっかけとして、この映画がたくさんの人に見てもらえたらと願っています。この名刺代わりにして、お芝居の世界もお笑いの世界もやっていきたいです」

田中「僕は本当に漫才を頑張ろうとも思いました(笑)。演技って難しくて、面白いとも思いましたし、どっちも本心です」

□まんじゅう大帝国 2016年6月当時、日本大学藝術学部落語研究会の竹内一希と東京理科大学落語研究会の田中永真で結成。「M-1グランプリ2016」ではアマチュアながら3回戦に進出し、話題に。2017年4月デビュー。

□竹内一希(たけうち・かずき)1994年4月27日生まれ、東京都出身。「策伝大賞」では岐阜市長賞受賞。俳優としてテレビ東京「行列の女神~らーめん才遊記~」「特命!おばさん検事 花村彩乃の事件ファイルSpecial」などに出演。

□田中永真(たなか・えいま)1993年3月30日生まれ、北海道出身。第5回てんしき杯学生落語トーナメントで優勝。出演番組にフジテレビ「ENGEIグランドスラム」、「笑レース」など。

次のページへ (4/4) 【写真】爆笑問題の2人との4ショット
1 2 3 4
あなたの“気になる”を教えてください