テレビ東京は2020年の秋に深夜0時58分からのドラマパラビ枠で「38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記」を放送することが分かった。そして主演の38歳バツイチ独身女を女優の山口紗弥加が熱演する。

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「38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記」は、19年に開催されたテレビ東京、note、幻冬舎による「コミックエッセイ大賞」の入賞作品で、10月に書籍化(著：松本千秋)も決定。同コンテストの入賞作品をドラマ化した初の作品となる。

　山口演じる主人公の松本チアキは、24歳で結婚し35歳で離婚した、38歳のバツイチ独身女。早期の結婚で失われてしまった青春を取り戻すべくマッチングアプリを始めるが、好奇心からいろんなタイプの男性に出会い、新たな自分を発見するアラフォー女性を演じる。

　脚本には現代女性の複雑な恋模様を描く名手・舘そらみを起用。監督はドラマだけでなくミュージックビデオや映画、舞台まで多彩な才能を発揮している酒井麻衣が務める。主演・原作・脚本・監督・プロデューサーとすべて女性で構成される同ドラマはそれぞれの考え方や人生経験、過去の恋愛などが少しずつ作品に投影されており、尋常ではない熱意のこもった意欲作となる。

　究極の“現代型”ラブコメドラマに主演することになった山口は「マッチングアプリって何ですか!?が正直な感想だったのですが、すっこ抜けた青春を取り戻す38歳・独身女の冒険記と聞き、これはぜひ、実体験として挑戦させていただきたいと思いました」とオファーを受けた時の感想を口にした。

　そして受け取った台本を読み「膨大な台詞量に震え、何人と、何回キスするの!?」と不安を覚えた様子。「不器用な人間たちによる、甘美と辛酸のミルフィーユのようなドラマです」と同ドラマの内容を例えた。

　役どころについては「年齢的にも、青春を取り戻したいという正直な欲望にも、共感を覚えます。チアキにとっての四つ葉のクローバーを何とか一緒に見つけたい。そんな気持ちです」とコメント。演じるにあたり、「私にとっての38歳はまさしく人生の岐路でした」「必死で38歳のカラダを作りました。あらゆる意味で『挑戦』です」と意気込んだ。

　本作は動画配信サービス「Paravi(パラビ)」での独占先行配信も決定している。