還暦のサンプラザ中野くん、「中野サンプラザ」で初ライブ 岸谷&寺脇、デーモン閣下が祝福

岸谷五朗(左)と寺脇康文がゲストで登場
岸谷五朗(左)と寺脇康文がゲストで登場

岸谷五朗&寺脇康文、デーモン閣下が登場

 次に2人もたびたびイベントに参加しているエイズ啓発運動「Act Against AIDS(AAA)」の発起人の岸谷と寺脇が花束を持ってステージに登場。岸谷は先輩2人を前に「明日で56歳です」と報告。寺脇が「五朗(ごろう)の中の56(ごろう)になるわけですね」とすかさず突っ込むと会場は拍手に包まれる。

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 ここで爆風スランプのベーシスト・バーベQ和佐田も加わり、岸谷プロデュース、中野作詞による「ウルトラマンティガ」のエンディングテーマ「Brave Love, TIGA」が披露され、岸谷と寺脇のキレッキレのダンスと歌で盛り上がった。

 後半戦は「大きな玉ねぎの下で」「涙2(2020青春Ver.)」「Runner」と名曲のオンパレードで本編が終了。

 大きなアンコールの拍手で2人がステージに戻り「もう最高です。この中野サンプラザでこうやって歌うことができて夢のようで、まさに天国ですね!」と中野くんが話すと「ハッハッハッハ」と聞き覚えのある笑い声が。「天国が今から地獄になるのだ」とデーモン閣下が登場し、「おめでとう!」と2人を祝福した。ここで中野くんからの「悪魔の還暦ってあるの?」という唐突な質問に今年10万58歳を迎える閣下は、苦笑いを浮かべながら「人間の世界でやるかもしれないけど、我々が魔界で発生した当時は暦なんてなかったから」と答え、「なるほどね。1万年前でしたっけ?」と中野くんが聞くとすかさず「10万!」とツッコミを入れて、笑いを誘った。

 また河合が「そもそもなんで悪魔と人間が仲良くしているかと言うと……」と切り出し、閣下と2人のなれ初めを紹介。早稲田大学の先輩後輩の間柄で、中野くんと河合が爆風スランプを結成するために脱退した「スーパースランプ」の2代目のボーカルが閣下だったと説明。また閣下は、当時バンドで歌っていた曲が中野くんが作詞したことをこの日初めて知ったという。その流れで後にそれぞれがカバーした「スーパースランプ」の曲「穴があったら出たい」を3人で披露。

 その後もダブルアンコールに応えるなど全20曲を演奏。最後は再びゲストもステージに上り、大団円で幕を閉じた。

次のページへ (3/3) 「感謝還暦」ワンマンライブの模様
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