丘みどり、歌いながら鏡に口紅で「さよなら」…配信ライブで情熱的なパフォーマンス
演歌歌手の丘みどりが20日、東京・新宿のライブハウス「新宿BLAZE」で、「丘みどり2020配信LIVE Vol.2 ~秋麗(あきうらら)~【Streaming+】」と題したライブの生配信を行った。
「丘みどり2020配信LIVE Vol.2 ~秋麗(あきうらら)~【Streaming+】」
演歌歌手の丘みどりが20日、東京・新宿のライブハウス「新宿BLAZE」で、「丘みどり2020配信LIVE Vol.2 ~秋麗(あきうらら)~【Streaming+】」と題したライブの生配信を行った。
配信ライブは、丘の誕生日の7月26日に実施して以来、2回目。
10月7日に発売する、デビュー15周年記念の「丘みどり 15周年ベストアルバム」の収録曲を中心に、「霧の川」「鳰の湖」「北国、海岸線」をはじめ、ファン投票によって同アルバムに収録された「別離(さよなら)の切符」を披露した。
ベストアルバムは、デビュー曲「おけさ渡り鳥」から、最新曲「五島恋椿/白山雪舞い」まで15年の歩みを網羅した、自身初となるベストアルバムだ。
丘は「ベストアルバムを出すことはデビューした時からの憧れでした。デビューしてから現在のキングレコードに移籍するまでの10年間の曲は、15周年を迎えた今の丘みどりの声で聴いてもらいたくて、歌を録り直しました。発表した当時とは、微妙に歌い方や声質が変わっていたりするので、昔のCDを持ってらっしゃる方は、聴き比べて楽しんでいただけると思います」とアピール。
これまでのコンサートでは、「演魅(えんび)」と題し、「演」じて「魅」せる演出をコンサートに取り入れてきた丘。今回のライブの見せ場として、「紅涙(こうるい)のエレジー」と題した新作の演魅を初披露した。
舞台上の丘を囲むように3枚の姿見(鏡)が立てられ、「シルエット・ロマンス」「ルージュ」「別れの朝」「難破船」と、女性の悲しみ、女性の涙をテーマした曲をドレスで熱唱。歌いながら、鏡に口紅で「さよなら」などの文字を書くなど、芝居と歌が融合した情熱的なパフォーマンスを披露した。ラストの「難破船」では、感極まって涙を流す場面もあった。