歌手のきゃりーぱみゅぱみゅが初のプロデュースブランドする「Nostalgia Syndrome(ノスタルジアシンドローム)」を始動させる。同ブランドはきゃりーこだわりの香りを届けるフレグランスブランドとなっており、12日午後6時よりブランド公式サイトにて販売を開始した。

　同ブランドは、2020年2月にクラウドファンディングで発足した「きゃりーぱみゅぱみゅが欲しかった香りを形にする」プロジェクトから誕生した。きゃりー自身が好きなキンモクセイの香りがする香水になかなか出会えず、「キンモクセイの香りが好きな人は多いのに、なぜ世の中にこの香りのものが少ないんだろう」と疑問に思ったことをきっかけにプロジェクトがスタート。調香師と何度も打ち合わせを重ねて「満開に咲いたキンモクセイの香り」をイメージした商品が完成した。

　クラウドファンディングは第1弾の香水、第2弾のボディークリームともに目標を大幅に達成する支援が集まり、実際に商品を手にしたファンからは「これまでにない香り」と反響を呼び、一般販売を望む声が多数寄せられていた。

　そしてこのたび、ブランドを立ち上げ、「オスマンサスシーリーズ」として香水、ボディークリームに加え、ハンドクリーム、ヘアオイル、アロマディフューザー、ルーム＆ファブリックスプレーの全6商品を展開する。

　きゃりーはブランド始動に際し、「私はもともと“香り”が大好きで、いつもライブの前には好きな“香り”で気持ちを落ち着かせていました。どんな時もリラックスさせてくれる存在として、“香り”に救われてきた気がします」と“香り”へ込めた思いを話した。

　そして、「だから今、日ごろ頑張っている方、ストレスが溜まっている方も、この“満開のキンモクセイの香り”で深呼吸してほしいと思っています。この香りがリラックスできる空間を作れたらうれしいです。こうして『Nostalgia Syndrome』というブランドを立ち上げることができるのは、応援してくださっている皆さまのおかげです。感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願い致します」と喜びの声を発表した。

　同ブランドでは、立ち上げを記念し、商品を1万円以上購入した人、先着300人に「Nostalgia Syndrome」オリジナルエコバックをプレゼントするキャンペーンも実施。詳細はブランド公式サイトで確認ができる。