安斉かれん、新曲「GAL-TRAP」に込めた思い “ギャル”が持つ「強さ」と「弱さ」を表現
令和元日にデビューしたアーティスト・安斉かれんの新曲「GAL-TRAP(ギャル・トラップ)」が日本テレビ系の情報番組「スッキリ」の9月テーマソングに決定した。1日の放送で初オンエアされた。
「スッキリ」の9月テーマソングに決定
令和元日にデビューしたアーティスト・安斉かれんの新曲「GAL-TRAP(ギャル・トラップ)」が日本テレビ系の情報番組「スッキリ」の9月テーマソングに決定した。1日の放送で初オンエアされた。
同曲のキーワードともなる「トラップ」というワードには、ギャルが仕掛ける“罠”という意味と、安斉自身が大好きだと公言してきたHIP-HOPの人気ジャンル“TRAP”という2つの意味が込められている。
一見すると底抜けに明るく見えるルックスや話し方こそが、自分の弱さ(夜も眠れなくなるような将来への不安などの堂々巡り)を覆い隠すために、ギャルが自身に仕掛けたトラップであり、同時に、自身の不安を無闇に他人にぶつけない「強さ」「余裕」「優しさ」を持っていることを、表現したかったのだという。
また、同曲はDiploなどのリミックスなどを手掛ける「Radical Hardcore Clique」をトラックメーカーに迎え、自身も、作詞・作曲だけでなく、サウンド・プロデュースも手掛け、都内のスタジオにこもり、1日でコーライティング(共作)した。本人の「ため息」「口笛」「ハミング」「ネイルをこする音」などをサンプリングしたトラックとなっている。
歌詞やトラックのテーマを、安斉は以下のように語っている。
「構って欲しいわけじゃない。誰かに話を聞いて欲しいわけでもない。空気も読むし、周りも見えてる…でも、メイクを落としたら、心に何かが滲んでくる悲しい、辛いとも違う…名前のないこの感情。
それを表す言葉が見当たらないから、音楽にした。だから、歌詞自体は曖昧。言葉にできない想いは、トラックに詰め込んだ。気を紛らわすために、口笛を吹く。落ち着くから、爪をいじっちゃう。沈黙が怖くて、口遊むように溜息を吐く。
何に悩んでるのか?が、分からない夜に、『それなー』って寄り添えるだけで十分。答えなんて出ないし、そもそも、出そうとも思ってない。だって、それでも、朝が来たら、また、メイクをして、この世界に、飛び出していくはずだから…」