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中山義紘「役者になりたいと思うようになったきっかけは大人計画」

 また、女性初の兵庫県警本部長・阿久津洋子(りょう)にこびを売り、部下である伊達直哉(安藤政信)には強気にふるまう組織犯罪対策課課長の鏡光一(かがみ・こういち)を、劇団「大人計画」の正名が演じる。

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 正名は「今回のドラマでは、私が1番ガチャガチャした役かもしれないですね。手のひら返しをする中間管理職のズルさ、そうせざるを得ない悲哀みたいなものを面白がっていただければと思います」とコメントした。

 同じく組織犯罪対策課の若手刑事・大山崇(おおやま・たかし)を、関西を拠点に活動する劇団「Patch」の中山が演じる。中山は「スカーレット」「べっぴんさん」「あさが来た」など、NHK連続テレビ小説に多数出演している。

 今回、民放の全国ネット連ドラに初めてレギュラー出演することになり、「火9ドラマに出演できることが本当にうれしいです! 安藤さんも正名さんも、すごく熱のある方々ばかりで、刺激を受けています」とコメント。

 また、共演シーンが多い正名について「僕は大人計画の大ファンで、役者になりたいと思うようになったきっかけでもあるので、正名さんとご一緒できるということがとてもありがたいです。休憩時間にも、『あの舞台の時、どうだったんですか?』と、舞台の裏側を教えてもらったりしています」と話した。

 さらに、正名に関西弁を教えているといい、「鏡のセリフは強めの関西弁なので、『なんでやねん』のイントネーションなどアドバイスをさせていただたいています」と明かした。

 正名も「中山くんが大人計画を見てこの道に、というのは本当にうれしい話ですね。一緒に芝居をしながら、相手の方言をチェックするというのは相当面倒なことだと思いますが、それを引き受けてくれてとても感謝しています。お互いにとってお互いが先生のような関係です」と語った。

次のページへ (3/3) 【写真】浜野謙太、正名僕蔵、中山義紘の場面カット
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