NHK次期朝ドラ「おちょやん」追加キャスト発表 杉咲花「ワクワクが止まりません」

NHKは13日、次期NHK連続テレビ小説「おちょやん」(作・八津弘幸)の追加キャストを発表した。

「おちょやん」主演の杉咲花【写真:ENCOUNT編集部】
「おちょやん」主演の杉咲花【写真:ENCOUNT編集部】

「濃ゆいキャラクターたち、素敵な共演者の皆さま」

 NHKは13日、次期NHK連続テレビ小説「おちょやん」(作・八津弘幸)の追加キャストを発表した。

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 語り・黒衣役に桂吉弥、「道頓堀の人びと」に東野絢香、井上拓哉、宮田圭子、「喜劇界の人びと」に板尾創路、茂山宗彦、西川忠志、「京都で出会う人びと」に西村和彦、吉川愛、阿部純子、映美くらら、「撮影所の人びと」に若葉竜也、六角精児、渋谷天外が名を連ねた。

 これを受け、ヒロイン・竹井千代役の女優・杉咲花は「八津さんの描かれるパワフルで個性豊かな登場人物たちに私自身もパワーと刺激を受けながら、毎日楽しく台本を読んだり、撮影したりしています。そこへさらなる濃ゆいキャラクターたち、素敵な共演者の皆さまが参加されるということで、これからの撮影を想像しては“きっとより賑やかで楽しい日々になること、間違いない!”と、ワクワクが止まりません」とコメントした。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、撮影が中断されていた連続テレビ小説第103作となる「おちょやん」。4月7日より収録を休止していたが、6月24日より撮影が再開された。

【物語】
明治の末、大阪の南河内の貧しい家に生まれたヒロイン・竹井千代は小学校にも満足に通わせてもらうことができず、9歳の時に、道頓堀の芝居茶屋に女中奉公に出される。そこで目にしたのが、華やかな芝居の世界。彼女は女優を志し、芝居の世界に飛び込んでいく。そして、京都の映画撮影所などを経て、大阪で新しく生まれた「鶴亀家庭劇」に参加する。そこで、喜劇界のプリンス、天海一平(あまみいっぺい)と結婚。喜劇女優として少しずつ成長していく。
千代は一平と二人三脚で理想の喜劇を目指して奮闘するが、戦争が始まり、道頓堀は空襲を受ける。戦後、劇団は「鶴亀新喜劇」として復活するが、結婚生活は破綻。彼女は芝居の世界から去ってしまう。しかし、ラジオドラマへの出演をきっかけに、女優として不死鳥のように復活する。そのラジオドラマで、12人の子どもを抱える母親役を演じると、大家族をめぐる泣き笑いの物語が大きな反響を呼び、10年にわたる人気番組となった。そして、彼女は「大阪のお母さん」として絶大な人気を獲得し、名実共に上方を代表する女優となっていく。

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